本日のテーマは、「カーボレートを変えた。」です。
あなたは、ご飯の時間って決まってる方ですか?
わたしは、デスクワークの仕事をしていて週に5日間は会社に行ってるので、休みの日以外は大体同じ生活サイクルになり、同じ時間に食べています。
朝 7時、昼 12時、おやつ 18時、夕 20時。
ずれることもあるんですが、それでも前後1時間くらいです。
ところが、こんな事がありました。
ところが、この1週間で、午前中の仕事が延びたり、休みの日に食べるのを忘れていたりと、ランチタイムが午後2時以降になることが立て続けに数回ありました。
なんとなく気になって、食後2時間の血糖値を測ってみたら、なんか高いのです。いつもなら100~130くらいになりそうなのですが、どうも180~200位になるなど、想定しているより50~80位血糖値が高いのです。
カーボカウントを大きく間違えてるわけでもなさそうだし、朝食や夕食のはいつもと変わらないので、理由がよく分かりませんでした。
んー。
なんでだろう。
…。はっ。
おそらくこれはインスリン・カーボ比(またはグラムインスリン比)の設定が合ってないんじゃないか…と、ここで思い当たりました。
私はこれまで、グラム・インスリン比で言うと6.0g/u、
つまりインスリン1単位あたり糖質6gで昼食の計算してました。
その設定を大体11時から夕方の16時まで使っていたのですが、実際は14時に食べる時はもっと沢山インスリンが必要なんじゃないかということです。
そこで、14時から食べる時は
1単位あたり糖質6.0g→5.0gに変更して、
より沢山インスリンを使うようにしてみたところ、これがバッチリだったようで、食後血糖値は食前と同じくらいの100前後に、ストンと落ちてくるようになりました。
ワー!成功だ!パチパチパチ!
一型の患者さんたちは、すでにお気づきだったり、ご存知かと思いますが、一日のうちで時間帯によって必要なインスリンの量は少しずつ変わってきます。
一般的に基礎インスリンというのは朝が多く必要で、午後から夜にかけて、必要量は少なくなるそうですが、ポンプの基礎インスリンの設定をみると、私も大体そのような動きに設定しています。
私の場合は、ご飯の時の追加インスリン(ボーラス)の設定も、大体それに比例しますが、これまで12時にしかお昼を食べてこなかったために、お昼の14時が必要なインスリン量がピークになる時間帯であると言うことを、知らなかったのです!
と言うことは、これに伴って14時の基礎インスリン量や、血糖値を補正する時のインスリン効果値の見直しもできることになり、より正確にコントロールするための情報源にできそうです。
人体の不思議…で、それがいつもうまくいくとは限りませんが…。思うようにならないことのほうが、実際には沢山あるもんね。
でも、自分の場合は、血糖値コントロールは体の発する沢山の小さな情報と、それを聞いて対処利用することの積み重ねではないだろうかと思っています。
本当に、私には特別なコントロール法はなくてただひたすら情報を拾い、ポンプの設定とか血糖値の補正を繰り返しているだけの毎日です。食事の制限もほとんどしてませんが、ずっと我慢ばかりして、ただ言われた通りのインスリンを打って苦しんでいたころより、ずっとうまくいくようになりました。
たまには違う時間にご飯を食べるとか、
違うことをしてみるのもいいものですね。
あなたのご飯は何時ですか?
それがインスリンの量と合ってる自信はありますか?

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