図書館へ | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。


本日のテーマは、「近所の図書館」です。


私が公共のもので、文句無しに素晴らしいと思うものの一つが「図書館」です。沢山の人に、無料で素晴らしい知識や楽しさを好きなだけ貸し出してくれるという、すごい仕組み。


…以前は駅前のデパートの中にキレイで大きな図書館があって足しげく通っていたのですが、引越しして駅が変わってから足が遠のいていました。が、家から歩いて15分くらいの場所にかなり大きな市立図書館があることが分かりました。


行ってみると、そこは古い建物でした。本も建物と同じように、なんとなく古くてみんな黄色い。それでもかなりの数の書籍があり、そこだけで20万冊もあるらしい。学習席にもけっこうたくさんの人がいました。


まだ明るい時間に来たはずなのに、外に出るとだいぶ時間が経っていてようで、日がとっぷりと暮れて暗くなっていました。


実は今回、手話の本を借りに行ったんです。
いままで手話は全くやったことがなかったのですが、
会社の同僚で耳が聞こえない女の子がいて、もっとお話できたらいいのになーと思い、覚えてみることにしました。


彼女は私生活では手話を使っているようですが、今の会社は他に耳の聞こえない人はいないし、手話のできる人も一人もいないため、筆談で仕事をしてくれているのです。聞こえなくても、パソコンを使う仕事内容なのでそれで十分こと足りており、いつもそばについていて仕事を教える人もいますし、嫌がらせや意地悪をする人もいませんので、環境としてはそんなに悪くないようです。


彼女は廊下などでお疲れ様とかおはようとか、声をかけても大抵は素通りしていってたので、最初の何回かは「聞こえなかったのかな?」と思いましたが、そのうち「そういう人なんだな」と思うようになってました。今思うと、お疲れ様とかおはようとか、あまりよく知らない人に突然話しかけられていても、聞こえないのですから当たり前な反応なんですが…


そして、なんと1年近く経って初めて耳が聞こえない人だったのだと知って、謎が解けたような気分でした。そして、これは「勝手な思い込み」の良い例だと思いました。自分が聞こえてるからって、相手も聞こえてて当然…ではない。


 
私は、自分が手話ができたら彼女ともっとコミュニケーションが取れるかも…と思い、手話を勉強してみることにして、本を一冊借りてきました。まず最初の目標は、挨拶や簡単なメッセージ、それと指文字を覚えることです。


指文字は右手の形で「あ」から「ん」までの1文字ずつを表す方法なのですが、50個以上覚えるのはなかなか難しいです。まだ、「あ」から「と」までしか覚えてませんが、繰り返し練習しているところです。



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