新しい血糖値ノート。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。


外来に行ってきました。

ヘモグロビンは7.0%、前月比▲0.1%と横這いでした。
先月はものすご~く、低血糖と高血糖をほぼ毎日繰り返していたので仕方ない気もします…が、それを分かっていることと、ガッカリしないこととは別問題なのですね。

でもほら、ipocoさんは根がお気楽だから…。長い年月、そういう日もあるでしょう。さあ、また今月頑張ろう。なんて思いました。


さて、本日のテーマは、「新しい血糖値ノート」です。


糖尿病患者さんで、血糖値の自己測定をされている方ならば、デザインは違っても誰でもこのようなノートをお持ちだと思います。私も、糖尿病協会さんが作って病院に配布してくださったものを使っています。
これは、1ページが15日、2ページで1ヶ月の記録が見渡せるレイアウトです。カーボン紙でボールペンで書き込む複写タイプなので、ミシン目が入っている2枚目の黄色い紙だけ切り取って、診察の時に先生に渡せるようになっています。A5とB6の中間くらいのサイズのノートです。

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おそらく、ほとんどの方がこのノートを使われているのではないかと思いますが、このノートを使っていて、一度は思ったことがありませんか?

…スペースが足りない!と。


二型患者さんは、これで足りるのかも知れません。が、外からのインスリンだけで自分の血糖値をコントロールしようとしている一型患者さんの場合は、血糖値を操ろうとした情報が、ものすごくいっぱいあるはずなのです。

これは自分のコントロールを振り返るための血糖値ノートですが、このコンパクトなノートに書き込める情報量だと、正直言って単なる記録ノートになってしまい、あまり役割を果たせてない気がしていて、自分のスケジュール手帳などに記録した情報のほうがコントロールに役立っていました。


なんで低血糖・高血糖になったか?
何単位打ったか?
何時に補正したか?
その結果どうなったか?

などなど…ですが、それが一型の私たちの生活では、24時間、365日休むことなく続くのですから、情報量が増えるのは仕方ないことかもしれません。

そんなことを勝手に思っていたら、外来のときに先生が「ポンプ患者さん向けに、糖尿病協会さんが新しいノートを作ってくれたので使ってみて」と、これを下さいました。その名も、「CSIIノート」です。

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前の血糖値ノートと同じサイズですが、今度は3日で1ページです。1冊(20ページ)では2ヶ月分の記録ができます。私はこのレイアウトを、昨年のカーボカウントセミナーに参加した時に見たので、このレイアウトを使った場合の情報の読み取り方がなんとなくイメージできましたが、主治医の先生はこれを初めて見たと言っていましたので、まだこのノートの使い方はお医者さんの間でも浸透していないようです。先生は、とりあえずベーサルを書いてきてね!と言ってました。今月は、ちょっと試しに使ってみようと思います。





ここで少し話が変わりますが、
昨年の秋に国会で難病認定を増やすという話が出たものの、結局、1型糖尿病はまたもや難病認定からこぼれてしまいましたよね。私もガッカリしましたが、患者数の把握などができていない病気については、今年の秋までに患者数などの情報を集めて、再度検討するというニュースが、昨日流れていました。


それでなんとなく、このCSIIノートや、他の方のブログなどでも紹介されている1型患者さん用の青い糖尿病カードを糖尿病協会が突然配布し始めたのは、糖尿病協会が1型患者さんや、ポンプ患者さんのより正確な数を把握しようとしているということなのかも?と、ふと思いました。まあ、単なるipocoさんの想像にすぎませんが…。



青い1型糖尿病カード(CSIIノートも!)をもらう予定の方は、夏ごろまでにもらうと、もしかしたら秋の国会までに、患者数としてカウントされるかも知れませんね。