本日のテーマは、「ふすまパン」。
先日。会社でのランチタイムのことです。
普段はオフィス最寄りのセブンイレブンに行くことが多いのですが、混み合っていたので、少し足を伸ばしたところの普段はあまり行かないローソンまで行ってみました。
すると、菓子パンの棚に「ふすまパン」が売られていたのです。
そう。ふすまパンと言えば、
ローカーボ食品の代表選手じゃないか!
しかし、ふすまの正体ってなんだろう…。
と、広告やインターネットを読んで調べてみたところ、ふすまと言うのは小麦を製粉して残った、表皮と芽の部分らしい。
つまり、バナナで言えば「黄色いところ」なんですね。ツルリ。
と言うわけで、パッケージの糖質をチェックしてみると、1個あたりの糖質は「7.8g」と書いてあり、思わず購入してみました。
食事の制限がコントロールの中心になっているという2型の患者さんでは、ローカーボ食品はすごく効果のありそうな選択肢のひとつですが、2型糖尿病の患者さんでもインスリンの注射をしている方や、1型糖尿病の患者さんの場合は、インスリンの量に大きく関わってくるので注意が必要ですね…。
私の場合、
インスリン・カーボ比(1単位のインスリンで消化できる糖質)が6.0gなので…
同じくらいの大きさの普通のパン(仮に平均的なもので、1個糖質30gとします。30gは食パン6枚切り0.5枚に相当。)とローソン特製ふすまパンの糖質(7.8g)から必要なインスリンを計算してみたところ、
普通のパン:30g÷6.0=5.0単位
ローソンふすま:7.8g÷6.0=1.3単位
となり、なんと4倍近い差が出てしまいました。1型の人がカロリー式で食事制限をするのはあまり効果が無いし、とても危険なことでもある…と思いました。(私、これまでどうやって生きてたんだろう?)
ちなみに、
ふすま味は「まあまあ」です。
好みによる。
興味のある方は、試してみてください。