2013ポンプ事件まとめ。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

楽しいお正月休みも終わり…、

そろそろ、年始のお仕事や勉強に取りかかられた方も多いのではないでしょうか。


私も、昨日からお仕事再開しました。
山積みの仕事を前に、休みボケなどしている場合ではないのですが…

私の場合はそうもいきません。
朝からさっそく、電話対応で相当のボケをかましてしまいました。

いや、まだ頭の中は休暇中でして…
すいません!すいません!




さて、そんな頭をリセットすべく、本日のテーマは

『インスリンポンプでの注意点
ーなんで下がらないんだ2013まとめー』

です。



つまりですね、

2013年に自分の身に実際に起こった、
「インスリンをポンプで注入したはずなのに、血糖値が全然下がってくれなかった体験実例集」を検分し、今年はさらに良好なコントロールを目指そう!ということなんです。


過去の経験から積み上げるものこそ力なり。学生さんのテストも、過去問を繰り返すと合格に近づくというではないですか。



というわけで、ぜひご一緒に。
レッツゴー!



【体験談1:カニューレ折れ】
去年、謎の高血糖で一番多かった原因がこれなのですが、カニューレの先端が何らかの理由でグニャッと折れ曲がってしまい、インスリンがきちんと注入されないケース。

運が良ければ「ノーデリバリー」の警告アラーム(止めるまで鳴り続けて、結構うるさいです)でポンプが停止しすぐに気がつくのですが、微量ながらも注入できているとアラームが鳴らない事もあるようです。

さて、カニューレの折れる原因はというと、私は痩せ気味で皮下脂肪が薄いため、カニューレを垂直に刺すタイプの「クイックセット」を使うと、皮下脂肪の下の層(筋肉層?)にカニューレ先端がぶつかったりして折れていたようです。そんな、筋肉ってカニューレが折れるほど固いの?と思いますが…ちなみに斜めに刺す「シルエットセット」に変えてからは、カニューレは一度も折れていません。

また、シルエットに変更したオマケとして、カニューレを刺す時や留置期間に感じる痛みは明らかに少なくなりました。カニューレの長さだけで言えばシルエットはたしか13mm、クイックは6mmですので、どう考えても長いシルエットの方が深く刺さって痛そうな気がしますが…人間の感覚というのは不思議なものですね。


ということで、参考までに

・どちらかといえば痩せているほうだ
・刺したカニューレの先端が折れ曲がるトラブルがたまにある
・カニューレを刺した場所の奥の方がシクシクと痛いことが多い

に該当する方は、お試しで1~2ヶ月くらいシルエットセットを使って比較してみても良いのではないでしょうか。使い勝手が馴染まなかったり、体に合わなかったら戻せば良いだけですしね…!

私の場合はポンプ導入のための入院期間は10日間ほどでしたが、それだと短すぎてクイックとシルエットのどちらがより自分に向いているか、わからないのではないかな~と、個人的には思います。


【体験談2:ベーサル増量期間】
ポンプの動作に異常がないときで、いつも通り食べていつも通り打ってるのに、なぜか高血糖が治まらないことがあります。

女性の場合はベーサルの増量が必要な周期に関係しているかもしれません。月経のホルモン周期に合わせて、インスリン抵抗性がつくのが原因のようです。

人によって、インスリン抵抗性がつく周期はまちまちのようですが、私の場合は排卵日を過ぎてから次の月経前ごろまで、2~3週間ほど続くようです。テンプ(一時)ベーサル機能を使って、ベーサルを普段の110~130%程度まで増量するとうまくいくみたいです。

最初は130%まで増量するなんて低血糖が怖かったのですが、何度か繰り返すうちに、適量が130%の翌日にいきなり100%に戻るということはないのが分かってきました。

血糖値を観察していると、数日間隔で120%→115%→110%…というふうに必要なインスリン量が減っていくようです。

ちなみに、ご飯時のボーラスもカーボカウントでいつものように単位を算出したあと、同様に1.1倍とか1.3倍に計算して増やしています。

それで特に問題はないのですが、他の方がどうしているのかは謎…。
ポンプユーザーの方、ぜひ私にも、あなたがどうやっているのか教えてください。


【体験談3:温めすぎた】
これはもう2013ではなく、2014の正月の出来事なのですが、ポンプが石油ストーブに当たって熱くなっちゃった事件です。

実家に帰省したときに、ワンちゃんと石油ストーブの前に座って暖をとっていたら、ちょうどポンプが熱風に当たってしまい、熱くなってしまいました。


その夜あたりから、急激にインスリンの効果が落ちまして全然効かなくなってしまいましたが、新しいのに交換したら復活しました。熱にやられたんか…。


ちなみに自分は集合住宅住まいなので、石油ストーブが使えず普段はエアコンとカーボンヒーターで暖をとっているのですが、やっぱりウスラ寒い…。
それに比べて石油やガスファンヒーターというのは桁違いに暖かくて快適ですが、インスリンには注意だよなあ~と思いました。ポンプをつけたままコタツでゴロゴロ寝たりとかしてもやっぱり同じなのかなあ…。

普段、体に付けていてipocoのおなかの温度になっているのは大丈夫みたいですが…。


以上、「2013ポンプトラブルまとめ」でした。