水虫を予防せよ。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。
ipocoです。

本日のテーマは水虫予防です。

大変ポピュラーな病気ですから、「すでになってる!」「なったことがある!」という方もいらっしゃるかも知れませんね。


糖尿病になると、合併症対策の一つとして足先の病変に気をつけるように、傷を作らないようにと、結構口うるさく指導されます。

私も、春にポンプ導入するために入院した時、初日に看護師さんが「足チェック」にやって来ました。

「ipocoさん、足の裏を見せてください。さあさあ、靴下を脱ぎなさい!」

え…?足の裏なんか、恥ずかしいから嫌だよう!と思いましたが、当然ながら看護師さんは全く譲らず、

「さあさあ、これが私の仕事なのです、あなたの恥ずかしさなどかまっていられません!!」

という感じで、あっという間に靴下をはがされジロジロと、プロの目線で観察されたのでした。ヒャー!


さて、水虫というと、私はなんとなく痒くてただれたようになる湿タイプを思い浮かべたのですが、実は乾タイプで症状がないために気がついてない人も多いそうです。

乾タイプの特徴のひとつは、
「角質がたまっている風にみえる、
ガサガサのかかと」。

かかとがガサガサしてると思って一生懸命に軽石でこすっているのに、全然減らない。そうしているうちに、かかとはどんどんポロポロになり、白くなってゆく一方。などという場合があるらしいのです。


水虫の予防対策は、基本的には清潔に保つことで、とてもシンプルなようです。
◼︎毎日、石鹸で、足を丁寧に洗う。
◼︎ムレないようにする。
◼︎傷口を作らないよう気をつける。
◼︎角質をためない。

24~36時間以上、足に付着した水虫菌を放っておくと、(特に傷口がある場合はそこから。!!)感染するのだそうです。軽石を使ってゴシゴシしすぎていると、そこが傷口のようになって菌が入りやすくなるので注意です。しかし逆に、角質ケアの怠りすぎも良くありません。角質をエサに水虫菌が増えやすくなるそうです。


また、同じ靴を毎日履くのも良くありません。靴の中が乾燥している暇が無くなりますし、そうするとその他の雑菌も繁殖して臭くなるし、靴もくたびれて、早く痛んでしまいます。叫びトリプルで良くないんですね!

(余談ですが、臭いが気になる方は、毎日同じ靴を履かないように、3足程度をローテーションをするだけで全然違いますので、是非試してみてください。)

また、靴を休ませる日は、いらなくなった靴下に重曹を詰めて脱臭剤にするのをお勧めします!重曹の効果で菌の繁殖を押さえられる上に吸湿・脱臭効果も高く、さらに靴の型崩れ防止にもなります。重曹は脱臭効果が落ちてくるので、3ヶ月に一度くらい交換すると良いです。



さて、足の合併症で怖いのは壊疽が代表的ですが、他にも熱い・冷たい・痛いなどの感覚がなくなる神経障害もあります。やはり、足先は血液のポンプである心臓から一番遠い場所なので、血液が届きにくくなることによる障害が発生しやすい場所なのですね。


足を見る癖をつけておくのは大事だな~、と思いました。