こんにちは。ipocoです。
本日は、カニューレ針の「シルエットセット」と、「クイックセット」のお話です。
インスリンポンプを使っていて、最近、気がついたことがあります。
ポンプから体へインスリンを注入するためのチューブ「カニューレ」は、3日に一度交換なので、その間は刺しっぱなしですが、痛いのは基本的に装着のために針を刺すときだけで、それも大したことはありません。
しかし…
どうも、痛い場所があるのです。
体を動かして折り曲げると、なんとなく刺さっている場所の奥の方がチクチクと痛んだり、あるいはボーラスで注入する時にジワジワと痛んだりするのです。我慢できないほどの痛みではないのですが、やはり気になります。
具体的な場所を、ニャンコをモデルに描いてみました。ipoco画。
黄色は「カニューレ装着推奨エリア」で、特に痛みがあるのは、その中の水色のエリア。おへその上のあたりです。
理由として思い当たる事としては、やはり「その部分の皮下脂肪が薄い」ということです。
ipocoは「鶏ガラ」、つまり痩せ型体型のため、特に皮下脂肪が薄いと思われる水色のエリアに刺すと、カニューレの針が皮下注射の最適位置よりも少し奥までささっているようなのです。
胃のあたりでしょうか。
ところでポンプ導入時、カニューレの針は、体型に合わせて3種類あるということでした。
まず、針の刺し方が垂直か斜めかで、
(1)垂直の「クイックセット」と
(2)斜めの「シルエットセット」があります。
(1)のクイックセットは、日本のポンプ利用者の8割程度が使用しているという事で、かなり普及しているようです。針の長さも、標準体型向けの普通の長さと、皮下脂肪が厚めの人向けの長めの針があります。私もこの「クイックセット」の、標準の長さの針を使っています。
ポンプ導入時の説明を受けたときに、
「ipocoさんの体型だと、シルエットでも良いかも知れません」
という話はちゃんと出ていたのですが、前述の「8割が使用している…」という話を聞いたので、「残りの2割に該当するほど薄いわけでもなさそうだ」と、クイックセットを選択したのでした。
ちなみに、標準長さのカニューレ針は、およそ7ミリといったところです。
「ペンニードル」などの、現在最短のインスリン注射針は確か5ミリ位ですよね。それに比べると、少し長い気もしますが、3日間はしっかりとお腹にしがみついていてもらわないと困るので、安定感という意味からすれば、やはりこの位の長さがちょうど良いということでしょうか。
というわけで、入院のときにサンプルとしてもらってきたシルエットセットを、お試しに使ってみようかと思ったのですが…説明書をよく読んでみたら、専用のサーター(針を刺すための道具)が必要らしいとわかり、眺めるだけに終わってしまいました。
次回、シルエットセットのサーターをもらえるよう、病院に相談してみようかな?と思います。
さてここで、ついでに針だけでなく、ipocoの抱える「サイズの悩み」についてお話を展開します。
ipocoの身長は155センチ、高くはありませんが、とても低いとうほどでもありません。しかしながら「小柄」「チョコチョコしている」という印象を持つ方が多いようです。
おそらくは、肩幅が極端に小さい「なで肩」、やせっぽっちで胸も洗濯板のように平たく、おまけに手足や顔、果ては目鼻や耳といった顔のパーツまで、何もかも小さいので、これはもう「小さめ」に生まれついたとしか言いようがありません。笑…
しかしそうなると、靴も洋服もメガネも下着のサイズまで、こちらも何でもかんでも小さいものばかり必要になるのです。
しかしたまに買い物に行くと、
「M」と「L」の洋服しか作っていない店がびっくりするくらい沢山あります。小さいのは、作ってすらいないのです。
「サイズ展開豊富」と書いてある通販も、ずばり自分のサイズだけ作っていないところが沢山ある。全然豊富じゃない!
「マルイモデル」とか「える座」とか「サカゼン」とか、大きい人用の服はけっこうたくさんあるのに…
もしかしたら、大は小を兼ねるという思想なのでしょうか?あるいは、小柄の人は、市場に存在してないとでも思われているのでしょうか?
そんなわけで、小柄族にとって、衣類は「争奪戦」ですので、好きなデザインかつ自分に合うサイズ見つけた時、私は基本的にセールやお買い得日は待たずに即買うようにしていますが、それでももっと早くさらって行く人がいて品切れ続出という、この状況。
そこで私は、実益を兼ねて洋裁を趣味にしています。
「無いなら自分で作るしかない。」
ズバリ、そういうことになったのです。
「洋服屋さんは、小さいサイズの在庫数を、もっと用意してください!」
そう思いながら、自分サイズの夏物のワンピースをチクチクと縫うipocoなのでした。
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