血糖値測定器『テルモちゃん』がやってきた | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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おはようございます!ipocoです。


最近、長年使ってきた血糖値測定器の調子が悪くなってきたので、新しい測定器をもらってきました。

今まで使っていたのはロシュ社の「アドバンテージⅡ」、ずいぶん前のことなのでいつから使っているのか忘れてしまいましたが、ネットで調べてみたら2001年に販売終了になっているようなので、おそらく10年以上はコレを使っていたと思われます。年代モノ!!小学生が大人になり、立派なお酒も1本できてしまうほどの年月ですね・・・

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右下の▲マークのところに測定チップを差し込み、血液をつけて測定していました。
また、測定チップは1ビンが25枚入りで、箱ごとに専用の校正チップがついているので、新しいチップの箱を開けるたびに、機械の裏側に校正チップも新しいものをセットしなおしてました。
単4電池2本で使ってましたが、薄くて軽く、持ち運びしやすかったです。化粧ポーチの中に、注射器や針と一緒にポンと入れて出かけていました。

最近は、測定中にエラーになってチップがムダになってしまったり、いつまでたっても測定結果が出なかったりしました。普通の電化製品も5年くらいで交換なので・・・やはり寿命でしょうか。

また、最近は妙に低血糖が多く、なんと1週間毎日、連続低血糖に!測定結果は、常時40~60でした。自分にも、低血糖の感覚があるときも、無いときもあって、測定結果の真偽のほどがイマイチよくわからない状態でした。

が、つい2,3日前に、真夜中に低血糖で目が覚めました。けっこう元気なので、感覚としては50くらいかな・・・と測定してみると28mg/dl、私もついに叫びました。

『うっそ~んえっ

とりあえず低血糖なのは確実なので補食はしましたが、翌朝は反動で高血糖なのか気持ち悪くて・・・ウプ

ついに新しい測定器に取り替える決心をしました。それがこちらです!
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テルモ社の「メディセーフフィット」、左側のフタを取って、測定チップをセットして測定します。
測定チップの先端が毛細管みたいなカタチになっていて、かなり少量の血液でいけます。

穿刺器(血液を出すため、指先などに針を刺す道具)は、大体どんな機種でも針の刺さる深さを5段階くらい調節できますが、この機種ではためしにやってみたら一番浅いところで大丈夫でした。痛みもほとんど無いです。

愛着がわいて長く使えるように、名前もつけました。『テルモちゃん』です。機械のオデコに緑の字で『TERUMO』って書いてあるので・・・なんて、短絡的な・・・でも、いいの。


お古のアドバンテージⅡは、10年以上前のものなので、コレに比べるとやはり血液が沢山必要でした。
穿刺器の針は0.5刻みで1~5までありましたが、かなり深めの4.0~4.5で使っていたので、ちょっと痛かったです。

あまり昔のことなので機種名などは忘れてしまいましたが、20年くらい前の血糖値測定器ではさらにその2倍の血液が必要だったので、IDDMの子供たちのサマーキャンプなんかに行くと、指先から血液をとるために針を刺したら、血が止まらなくなり絆創膏巻いている・・・なんて子供もけっこういました。
あの頃に比べると、わずか20年で本当に便利で快適な時代になりました。
医療機器の会社の開発者さんに感謝です。


ドキドキ今日は長くなりすぎたのでこれで終了ですが、次回は『血糖測定のお値段』について書いてみようと思います。
ご興味のある方は、ぜひまた見に来てくださいね。