『IDC OTSUKA Warehouse Collection』Vol.14 秋田木工 | IDC大塚家具 モダンスタイルショップ淀屋橋

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上質でエレガントな暮らしを求めるお客様に「その方だけの最上級のインテリア」を提案するセレクトショップです。


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本日もモダンスタイルショップ淀屋橋のブログをご覧いただきありがとうございます。
新連載の『IDC OTSUKA Warehouse Collection』おかげさまで大好評です!!

 
Warehouseとは倉庫の意。


『IDC OTSUKA Warehouse collection』では、当社の倉庫に収蔵している隠れた珠玉の逸品を、隔週でご紹介していきます。



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第14回目は、秋田木工より『DM-AK003』をご紹介いたします。

 

 

 

秋田木工は曲木の技術を用い「曲木家具を始めた日本で初のブランド」として、約100年にわたり曲木家具を作り続けています 。ドイツの「ミハエル・トーネット」が発案した技術である天然の無垢材を煮沸し、鉄の金型に沿って曲げ成型しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの作品の最大の見せ場は、なんといってもその背もたれの笠木でしょう。


ウェグナーの代表作ともいえるザ・チェアですら3つのパーツを継いで成形しているのに対し、こちらは、大きな一本の無垢材を使用。

 

 

 

 

 

 

その原木の角材のサイズはなんと『 105mm x 63 mm x 1550 mm 』!!



角材を二時間かけて蒸し、釜から出したら職人が二人ががりで一気にまげて作っているのです。

 

 

 

 

 

 


そして、背中のラインにそって優しく包むように職人が丹念に削り出していくのです。

 

 


 

 

 

 

 

比類なき造形美もさることながら、手にしっくりと馴染む感触は職人が手のひらで感触を確かめながら、繊細に丁寧に研磨し仕上げています。 

 

 

 

 

 

 

 

 


この椅子に、直線部分はほとんど見られません。

つまり、すべての部分に職人の手が加わっているということなのです。

 

 

ちなみに、この椅子は座面に本革の大きな一枚革を使用。

 

 

 

 

 

 


 

一切の妥協を許さない秋田木工の極みともいえる椅子です。後姿も秀逸です。

 

 


 

 


 

 

ちなみに、昨年一世を風靡したドラマ『 逃げるは恥だが役に立つ



このドラマの主人公である津崎平匡役の星野 源さんが座っていた椅子でもあるんですよ。少しわかりにくいですが、ダイニングテーブルの奥側の椅子です。

 


 

 

 


 

男性の一人暮らしではあるけれど、「あたたかさ」にポイントを置いてコーディネートされたインテリアがステキでしたね。

 

 

詳しくはこちらもご覧下さい。

 

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に、美術協力をしました。

 

 


肘から背もたれにかけて一つの無垢材を曲げて使った、他には真似のできない秋田木工ならではダイニンングチェア「DM-AK003」。その美しさと丈夫さは唯一無二といえましょう。

 

 

 



こちらも全力でオススメいたします!!



尚、こちらの商品をご覧いただけるのは2月27日(火)まで

 

次回はどんな逸品が入荷するかお楽しみに。


Item :DM-AK003
Size: 590 x 500 x 720
Price : ¥99,900(Tax included)
Origin : AKITA MOKKOU



※展示品は特別価格にてご提供致します。詳しくはスタッフまで。
 

Text & Photogragh
by A.Kamata