みなさま、こんにちは。
今回はテレビの「視聴距離」についてのお話です。
最適な距離とは「テレビを最も綺麗に見られる距離」「テレビを見ていて最も深い没入感を堪能できる距離」等といわれています。
テレビメーカーのカタログやWebでご覧いただくと、従来のフルハイビジョン（2Ｋ）のテレビでは画面の高さの３倍、「4K」対応テレビで1.5倍とされています。
下の写真は、当ショールームの展示で、55インチのテレビを置いています。
55インチの画面の高さは約68.5ｃｍなので、３倍だと約205ｃｍ、1.5倍だと約103ｃｍ。
この展示では、TV画面からソファの背に身体を預けた状態で約185ｃｍです。
「2Ｋ」ならやや近いですが、「4K」ならまだ近づける（前のめりの姿勢になってもOK）という距離ですね。
続いて下の写真は65インチのテレビです。
65インチの画面の高さは約80.4ｃｍ、３倍は約241ｃｍ、1.5倍は約120ｃｍ。
この展示での視聴距離は約200ｃｍ。
かなり近く感じますが、「4K」ならOKなのです。
「4Ｋ放送はまだまだ少ないから…」と思われる方も多いでしょうが、ほとんどの4Ｋテレビでは、2Ｋ放送も4Ｋの画素数にふさわしい解像度に変換処理されます。
当ショールームＢ1フロアでは（4Ｋではないですが）地デジ放送もご覧いただけるので、ぜひお確かめください。
ところで上の二つのケースに共通するのがソファ前に敷かれたアクセントラグのサイズです。奥行140ｃｍ×巾200ｃｍというもっとも一般的なサイズです。55インチの写真では、ソファの前脚を乗せています。65インチでは、ＴＶボード、ソファとの間に少し隙間があります。
インテリアのバランスとしては、できればテレビボードとソファの間にこれくらいの距離を空けたいところです。
当ショールームには、テレビとソファが組み合わせてあるシーンが沢山ございますので、ぜひこの「視聴距離」の確認にもご活用くださいませ。
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