スローファニチャー アームチェア「No.207」 | IDC OTSUKA 名古屋栄ショールーム

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皆さん、こんにちは。

今回は、老舗の「秋田木工」社のアームチェア「No.207」のご紹介です。

1960年発表のこの椅子、デザイナーは、同社のスツール「No.202」やヤクルトのプラスチック容器でも有名な我が国の「インダストリアル・デザイン」のパイオニア、剣持 勇(けんもち いさむ)。

 

「No.207」は中国の「明」代の「圏椅(クワン・イ)」という椅子を現代化したデザインといわれています。

剣持は、商工省の工芸指導所勤務の1950年にも「圏椅」を意識した椅子を発表しています。

 

ちなみに椅子好きの方ならご存知の、ハンス・J・ウェグナーの「チャイニーズチェア」「ラウンジチェア(ザ・チェア)」「CH24(Yチェア)」も「圏椅」のリ・デザインなのです。

 

肘と背もたれが連続しているのがこれらの椅子の特徴ですが、この「No.207」が特異なのは、肘と背もたれが1本の長い木の棒でできており、他のパーツを介さずそのまま座面に接続されている点です。

特に肘から座面へ向っての急カーブは、高度な曲木の技術が必要で、秋田木工の技術力が発揮されています。

背中を支えるパーツも1枚の板を曲げて作られており、とてもシンプルにまとまっています。

 

1964年にグッドデザイン賞を受賞した「No.207」は、2007年にニューヨークで開催された「デザイン:イサムノグチとイサムケンモチ」展への貸出しを機に復刻されました。

 

素晴らしいデザインとそれを実現する技術-間もなく発表から60年を迎えようという、まさしくスローファニチャーたる名作「No.207」。

 

ぜひ名古屋栄ショールームにてご覧くださいませ。

 

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<店舗情報>

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住所 愛知県名古屋市東区東桜1-14-27

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