佐伯有頼の像です。
立山開山の祖です。
文武天皇の夢の中で「騒乱の越中国を佐伯宿禰有若に治めさせよ」お告げをききます。
ある日、有頼は多々地の白い鷹を借りて、狩りにでて熊に矢をいりました。
でも、そのまま熊は山を登っていきます。
有頼と白鷹は、必死で追いかけます。
と、室堂の岩屋の中に熊が逃げ込みます。
追いかけて岩屋に入ると、不動明王と、有頼の矢で血を流している阿弥陀如来がいたのです。
そして、こう告げたのです。
「この山を開き、鎮護国家、衆生済度の霊山を築け」
そこが玉殿の岩屋です。
その手前に、もう一つの岩屋が。
雄山山頂の古い社務所が展示されていました。
でも、訪れる人も少ないんですね。
ちなみに、前のブログの山頂の社は50周年で建て替えたようです。
室堂ターミナルに隣接してこんなところがありますが、貸し切りでした……。