キレット小屋を後にする。
しばらくは、水平な道が続き、後ろを振り返ると、キレット小屋の全貌が見える。
と思ったら、足下がすっぱり切れ落ちる。
この長いはしごを下る。
それからしばらくは、なだらかな道が続いている。
振り返ると、先ほどのはしごの段差がはっきりとわかる。
ぐんぐん高度を下げるが、一筋縄ではいかない。
三段登りと呼ばれる岩場がある。
なぜかというと、巻き道やジグザクのつづら折りの道ではない。
こんなことろを直登するのだ!
上には鎖が待つ。
鎖を振り返ったところ。
そして、この斜面を直滑降で下る!
とりあえず、三段登りの1個目!
二段目の登りがこれ。
登ったところから振り返ってみています。
じゃりじゃりの小石の道で、しかも急勾配。
一歩踏み出しても、足下が崩れ落ちていきます。
滑りやすいので、相当慎重に登りました。
下りはもっと気を遣いそうです。
もちろん、登れば、また鎖を使って直滑降です。
これで二段目。
ちょっと平坦な道がありますが、次のピークが控えています。
三段目はそれほどの登りではないが……。
下りは結構急勾配。
三段目を振り返ったところ。
これから行くトレイルが見える。
口の沢のコルからは、しばらくは穏やかな道が続くので、ほっとする。
やがて、緩い坂道を登ると、休憩中の登山者の姿が。
北尾根ノ頭である。
少し広くなっていて、休憩のはちょうど良い。
これからの登りを考えて、ちょっと小休止をする。