1日目の後半です。
 種池山荘の前で30分ほど休憩をします。
 さすがに、夜行電車の疲れもあり、うとうとしてしまいましたが……(笑)。
 背中がじりじり焼ける熱さで目が覚めました。
 11:20スタートです。
 爺ヶ岳までは、ハイ松の間のなだらかな登りでスタートします。
 前に来た時には、ここで雷鳥に出逢いましたが、さすがに熱すぎて木陰にいるのでしょう。
山田隆文の歯医者さん日記

 振り返ると、今出てきた種池山荘の、オレンジ色になってしまった三角屋根が見えます。
 赤の方が絵になったのですが……。
 立山剱は、ちょっとガスって居ます。
 というよりも、前日までの夏休み、毎日ガスで、ほとんど山の姿は見えなかったそうです。
 もちろん、ばりばりの晴れ男です。
 登るにつれて、どんどん晴れてきます。
 夏場のこんな天気は珍しいとのこと。
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 さらに高度を稼ぎます。
 日本ではないような、すばらしいパノラマが広がります。
 山頂直下の最後の急登を登れば爺ヶ岳です。
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 爺ヶ岳は、南峰、一番高い中峰、北峰(ここは山頂に登山道はありません)からなります。
 これは、南方の道標。
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 山頂から立山方面を観ます。
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 北を観ると、これから向かう予定の冷池山荘が見えます。
 夏のこの時期は、昼頃になると、麓からガスが沸き出して、麓の温められた上昇気流で上がってきますが、本流の西風で弾き飛ばされて、こんな光景になります。
 逆に、立山剱は、西からの上昇気流でガスがかかります。
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 中峰を過ぎ、北峰の西側を蒔いて、高度を下げていくと、冷乗越に出ます。
 ここからは赤岩尾根を経て、大谷原に下る登山道があります。
 冷池山荘までは一番早いですが、交通の便がないので、タクシーを呼ばなくてはなりません。
 乗越からは、今日泊まる冷池山荘が見上げられます。
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 天空の城ラピュタではありません。
 こんな崖の上にどうやって建てたのでしょうか?
 20年ぶりのお邪魔ですが、すっかりきれいに建て直されていました。
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 入り口はこんな感じ。
 到着は、14:20。
 地図上のコースタイムは、種池から2:10ですが、休み休み来たので、3時間ほど掛かってしまいました。
 ただし、こんな場所ですので、水がありません。
 洗面も歯磨きも禁止!
 水も1リットルのみ無料。
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 夕ご飯です。
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 雲がなさ過ぎて、太陽はすっと落ちてしまいました。
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 でも、東の空の雲がものすごいことになっていました。