山田隆文の歯医者さん日記


 産経新聞の記事である。
 【Theリーダー】第6部 失敗に学ぶ というシリーズがあった。

 シャープ、パナ、ソニーの失敗…カリスマ経営者の「過信」とは
  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/financial/595978/
 ヤオハンの盛衰…元社長「私のおごりが社員に広がった」
  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/financial/596260/
など、6っつのシリーズからなる。

 そこで、ヤオハンの元社長の和田一夫の言葉が残った。
 「人間とは恐ろしいものですね。
  『おごらないように』と自重していても、謙虚で居続けることは本当に難しい。
  流通の『カリスマ』とおだてられ舞い上がっていた。
  トップである私のおごりが社員にも広がってしまったのでしょう」(記事より引用)

 和田氏は、気がついたら、まわりにイエスマンしか居なくなってしまっていたそうだ。
 だから、悪い情報が耳に入らなくなった。
 そして、破綻した。
 でも、凄いところである。
 今でも、新しいビジネスに挑戦しようとしている。

 さて、ブログではかっこの良いことを書いているが、実際の私だって、まだまだ未熟者。
 試行錯誤の真っ最中である。
 「あら、やり過ぎた!」
 「あのとき、やっておけば良かったのに!」
なんてことは、しょっちゅうである。
 ついつい、理性を通さずに(あらあら)、心で思った言いたいことを言ってしまうので、波紋の広がることも!
 って、もちろん、それも、逆に学びのチャンスです。
 特に、学生の教育は、試行錯誤の毎日です。
 けっして、同じパターンはありません。
 全部が違います。
 毎日が発見の連続です。

 さあ、それでは、どう伝えればいいのかに進んでいきます。