こんな記事が目に入る。

 <心の病>全国教員の休職、微減の5274人…11年度
 毎日新聞 12月24日(月)19時16分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121224-00000017-mai-soci

 教育って大変だ。
 一応、短大生や専攻科生だけど、教育をする者の端くれだ。
 って、わたしたち大学教員は、教育学なるものを学んでいないので、独学をしなければならないのだが……(もちろん、しない先生方の方が多い!)。
 学生も多種多様になったし、モンスターペアレンツもいる。
 うつになる学生さんも居る。
 黒板の前で、偉そうに講義だけをしていればいいという時代ではなくなった。
 無限ループの雑用がある。

 さて、その大量の仕事にどう対処するか?

 その方法は、誰も教えてくれない。

 一つの方法は、「戦う」。
 立ち向かえばいい。

 そして、「負ける」ことだってある。

 そこで、奮起して立ち上がれるかが、大きな分かれ目。

 でも、時には、自分の殻に「閉じこもる」。
 そんな選択もある。

 そして、アクセルを踏みすぎて、ガソリンも底をつき、エンジンオイルも焦げ付いて……。
 ぷしゅ~~~~~~~~!
 だって、交感神経を使いすぎて、伝達物質を使い切ってしまった。
 伝達物質をつくるよりも、ストレスで交感神経を使う量の方が遙かに多い。
 日本の国家の財政みたいだ。
 税収よりも、支出が多くて、赤字国債を発行し続けるみたいものだ。
 でも、心には赤字国債を発行できない(笑)。
 伝達物質の財政破綻だ。
 もう、次の命令が届かない。
 鬱状態のできあがり。

 じっと、お休みして、伝達物質がたまるのを待つしか無い。

 「って、誰も、ストレスマネジメントを教えないのかよ!」

 と、私は言いたい。

 でも、材料は、どこにでもある。
 それに気がつくかどうか。

 たとえば……。

 昨日、木村拓哉さん主演のプライスレスが終わった。
 周りが見えない、「ねばならない」に縛られてしまった、ミラクル魔法瓶の社長さん。
 周りを見ながら、「まあ、いいか」の金田一二三。

 さあ、あなたは、どちらのタイプなんでしょう?