最近、変なニュースが賑わっている。
 大学の先生がセクハラをしてしまったり。
 大学の教授がパワハラをしてしまったり。
 某放送局のアナウンサーが、ちかんで捕まったり。
 学校の先生が、自分の車の上に落ちてきた学生の体操服に切れてしまったり……。

 をいをいである。

 うちの教員だって、学生に対して、前時代的な上から目線で講義をやっている同僚も居る。
 学生は、ちゃんと観ていますからね!
 ご用心ご用心。

 さて、なんで、こんな事が起こってしまう?

 簡単である。
 何度も書いているアイデンティティの階段をちゃんと上がってこなかったから。
 中身は、大人になりきれないマンマ、地位に就いてしまった。
 実力は伴っていないのに、自分が急に偉くなってしまったように感じる。
 と、その地位を維持しなくてはならない。
 見栄を張らなくてはならない。
 方法は非常に簡単。
 威張ればいい。
 威厳を示せばいい。
 と、相手が、へりくだってくれる(はず?)。

 でも、一休さんの逸話のごとく、それは、あなた自身にではなくて、地位に頭を下げているだけ。
 ぼろぼろの着物で集まりに行った一休さんは、追い返されてしまう。
 仕方ないから、一張羅を着ていくと、屋敷に通された、
 そこで、一休さんは、絢爛豪華な袈裟を座布団の上に置いて、帰ってきてしまった。

 私たちは、その人の一番外側のペルソナではなくて、本質を観なくてはならない。

 謙虚になれば、自分自身が出てくる。
 そうすれば、自然に人も集まる。
 偉そうにする必要もない。

 さて、わたしは、観察が大好き。
 見栄を張っている人観ると、その仮面をはがしてしまうのが、大好物!
 わたしの被害にあった人もいるだろうけど……(謝)。