山田隆文の歯医者さん日記

 と、聞かれる。
 まあ、そうである。
 90%以上は単独登山である。
 もちろん、誰かと行くこともある。
 でも、みんな趣味が違う。
 ピークハンター。
 高山植物が好き!
 渓流釣り。
 渓流&滝登山。
 写真。
 などなど。
 と、自ずから、歩行ペースが違うのである。
 同じ山でも、観ているものが違う。
 パーティを組むと、どれかを選択し、別の選択を偽性にする。
 誰かが我慢をする。
 たとえば、山歩きでは、一番遅い人にペースを合わせなくてはならない。
 ならば、単独のほうが、お互いに楽じゃん。
 という結論に達する。
 と、入山日の場所と、下山日の場所だけ決まっていて、ルートは自由なんて言う、不思議な集団になったりする(笑)。
山田隆文の歯医者さん日記

 なので、私は、自分のペースで登る。
 行きたいところへ行く。
 気まぐれである。
 今回のように、普通の人の山小屋一個分を余計に歩いてしまったりする。
 でも、疲れれば休む。
 雨が降れば、無理しない。
 自分の体力と相談である。
 もちろん、自己責任が伴う。
 誰にも頼れない。
 誰も犠牲にしない。
 そして、そこには、大事なものがある。
 自由である。

 だから、時々、エネルギー充填に行きたくなるのである。