山田隆文の歯医者さん日記

 北アルプスで出逢った、おさるさんである。
 常念岳の山頂付近、大天井岳の山頂付近にいた。
 他にも、登山道には、たくさんのうんちがあるから、あちこちに出没している。
 というか、この過酷な環境で生きていること自体が素晴らしい。
 登山道や、ちょっと風を防げるような空間に、ハイ松の実がたくさん落ちている。
 これを食べに上がってきたのだろう。

 ほかにも、岩ヒバリや、雷鳥も居る。
 岩ヒバリは、早いので撮るのが大変。
 今回は、雷鳥さんは声のみだった。
 幸い、クマさんは、あまり、稜線には上がってこない。
 森林帯には、結構いる可能性があるが、一応、人の気配を感じると出てこない。
 でも、ツキノワグマも絶滅危惧種に指定されてしまった。

 まあ、私たちが自然の生き物の住んでいる領域にお邪魔している。
 登山道の大渋滞が良いのかどうかはわからない。
 ちなみに、上高地はマイカーの乗り入れを規制した。
 尾瀬では、山小屋は予約のみになった。
 でも、人は多い。
 アメリカのヨセミテやイエローストーンなどは、入場者の制限をしている。
 今後、そういう取り組みも、自然を守るためには必要なのかなと思う。