燕山荘。
 ここに泊まろうと思ったが、ものすごい混んでいる。
 こんな、混雑、見たことがない!

 でも、まずは、おちゃ!
 これを、楽しみにここまで歩いてきたのだ!
山田隆文の歯医者さん日記

 なんと、2704メートルで本格的ケーキセットである。
 ここへ来たら、食べないわけにはいかない。
 同じテーブルで、わたしがケーキの写真を撮っていると、隣の男性二人が。
「あら、ソニーですね」
 って、そちらの社員だったらしい。
 と、向かいのカップルが。
「あたしは、これ」なんて、カメラを見せる。
 こちらはNTTとか。
 やまではやっぱりドコモですよねなんて話を……。
 この二つのパーティはすでに生ビールがテーブルに。
 ここで泊まるそうだ。
 ということで、しばし山談義に花が咲き、休んでから下山に入る。
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 さあ、合戦尾根、5.5キロの下山だ。
 問題は、ここが、日本三大急登の一つだということ。
 とにかく、膝が笑ってしまいそうな果てしなく段差が続く。
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 しばらく下ると、こんな看板が。
 合戦小屋だ。
 燕山荘の荷揚げ基地だ。
 ここまでは、ケーブルがあるので、物資も抱負。
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 スイカだって売っている!
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 わたしは、ホットミルクを一杯!

 さあ、下山なのだが、思ったよりも時間がかかる。
 もちろん、笑っているる膝もあるのだが……。
 実際の理由は、登ってくる登山者。
 ものすごい数だ。
 見たことない!
 登山道は狭い。
 だから、狭い場所や、はしごや階段、危険箇所は一方通行だ。
 どちらかが待たなくてはならない。
 そこへ、20~30人の団体ツアー客ご一行様が、登ってらっしゃる。
 まちがい。
 ご一行ではなくて、10行くらいはすれ違った気がする。
 というか、そんなに、泊まれるのか?
 確かに、燕山荘の収容人数は600名とある。
 これって、一つの布団に3人くらい寝てでの話である。
 きっと、4人~?
 そんなときには、どう寝るか?
 頭と足を互い違いに寝るのだ。
 と言うことは、顔の横には、お隣さんの臭い足(笑:ごとではない)!
 テントも30張り。
 それ以上は、絶対登っていた……。
 自然環境を守るために、指定地区以外のテントは禁止なので、あふれた人は、さらに山小屋に詰め込まれる。
 見たくない光景になっているだろう……。
 最高に混んでいた山小屋の記憶は、北岳小屋。
 夕飯もお弁当。
 玄関の土間やトイレも前まで人が寝ていた(笑)。
 きっと、それに近い状態!
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 富士見ベンチ。
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 第三ベンチ、第二ベンチ、第一ベンチ経て、漸く下山する。
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 と、こんなところに出る。
 中房温泉の日帰り温泉がある。

 到着時間は3:20。
 歩行時間は休憩を含んで2:55(2:50)。
 今日の歩行時間は9:25。

 さあ、燕山荘に泊まる予定が下山したので、今夜の宿探しとなる。
 連休で、宿があるのか?
 ってはなしなのだが……。
 そこは、行き当たりばっ旅。
 蛇の道は蛇?
 何とかしちゃうのが、わたしの人生(あれ?)。