山田隆文の歯医者さん日記

 ジョニー・ディップの主演した「チャーリーとチョコレート工場」で、最後に、クリストファー・リーの扮するウィリー・ウォンカのお父さんの歯科医が、ウオンカの歯を診てこんな風に言った。
 「これは、珍しい小臼歯だ」

 それと同じで、これは、珍しい円筒歯である。
 普通は、側切歯は、平らでシャベル状。
 これは、丸くなった。
 先の尖った円錐歯はよく見るのだが、これは、真ん中が凹んでいる。
 なので、円筒歯である。
 もう少し凹むと、歯内歯という分類になる。
 何千本に1本だ。

 もちろん、これは、学生さんの歯。
 許可も取ってあるので、大丈夫。