昨日は、楽しくトイ・ストーリー3を観ました。
 アンディ・デイヴィスは、子供のころは、ウッディや、バズ・ライトイヤーやジェシーやレックスなど、たくさんのおもちゃたちと遊んできました。
 おもちゃは成長しません。
 でも、子供は成長をします。
 1作目から10年。
 普通は、アニメの世界では時間は経ちませんが、現実の時間と同じ時間が経過する設定にしています。
 (というか、ドラえもんもサザエさんもちびまる子ちゃんも、永遠に子供のままというのも……)
 アンディは17歳になります。
 大学に進学するために、引っ越しをします。
 さあ、おもちゃと対峙をしました。
 持って行くのか、捨てるのか、決めなくてはなりません。
 おもちゃには、思い出が詰まっています。
 でも、大学に持って行くわけにも……。
 アンディは悩みます。
 そんなとき、間違えて、おもちゃたちが託児所「サニーサイド」に引き取られてしまいました。
 おもちゃを探すアンディ。
 そして、すったもんだのあげくに、ようやく、おもちゃたちはアンディの元に返りました。
 でも、決別の時です。
 おもちゃたちは、近所の子供のポニーの元で、幸せに暮らします。
 アンディは、大人への一歩を踏み出しました。
 そして、自分が与えられてきたものを、きちんと、次の世代に伝えたのです。
 理想的な、アイデンティティの成長です。
 ディズニーにひとたち、ちゃんとわかっています!
 凄いです。

 一方、ポニーのテディベアだったのに、ひょんな事から離ればなれになったロッツォ。
 寂しさは、怒りに変わり、権力欲に変化します。
 でも、最後まで、元の気持ちを取り戻すことができませんでした。

 わたしたちの人生の縮図があります。

 たかがアニメ。
 でも、勉強になりますね。