観てきました。

 2002年に映画化されたばかりなのに、
 前の時の主人公には、トビー・マグワイア。
 でも、スパイダーマンのイメージが強すぎて、その後、大きな作品にはあまりでていないが……。
 マイ・ブラザーでは、ゴールデングローブ賞の主演男優賞(ドラマ部門)ノミネートされた。
 メリー・ジェーン・ワトソンには、キルスティン・ダンスト。
 彼女はスタートレックやジュマンジなどに子役で出演。
 エリザベスタウンではいい演技を見せ、マリー・アントワネットでは、主役を務めた。
 2011年の、地球滅亡前夜を描いたメランコリアでは、カンヌ国際映画祭女優賞受賞を受賞している。

 というメンバーで、3部作を作ったのに、もう、リメイク。
 ハリウッドがよくわからない……(困)。

 主人公のピーター・パーカー=スパイダーマンにはアンドリュー・ガーフィールド。
 ソーシャル・ネットワークでは、ザッカバーグの相手役のエドゥアルド・サベリンを、わたしを離さないででは、クローン人間のトミーを演じました。
 今回は、メリー・ジェーンはでません。
 今回の彼女役は、グウェン・ステイシー。
 エマ・ストーンが演じます。
 両親とおじさんとおばさんと、そして、クモに咬まれるところまでは同じですが、微妙な登場人物やストーリー展開は変えています。
 敵役のグリーン・ゴブリンはでません。
 代わりに、トカゲの遺伝子をハイブリッドしたリザードが。
 グリーン・ゴブリン になるノーマン・オズボーンは、名前のみ。
 リザードになるカート・コナーズ博士が働く大企業の黒幕らしい。
 ということで、続編も2014年に公開とのこと。

 大きな違いは、3部作はかなり暗かったです。
 でも、ちょっと、明るくなりました。
 映画って、世相を反映するんでしょうか?

 さて、リメイクって……。
 究極の裏技。
 ってか、ずるい!
 これまでの設定をすべておじゃんにできる。
 まあ、何度も書いていますが……。
 スーパーマンに、バッドマンに、ハルクに、スタートレックに……。
 そうそう、日本のゴジラやガメラもそうですな……。

 さて、ここからはうんちく。
 宇宙兄弟の三次元アリの話し。
 ストーリーは、一次元の枝の上を進んでいます。
 でも、タイムトラベルものは、この時間軸を曲げたり、分岐したりします。
 リメイクは、別の枝を作ってしまう、究極ワザ。
 アリにとっては、神の視点です。
 でも、人生。
 本当に、リニアに一次元の上を進んでいるの?
 一度、選択を間違えたことは、もう取り返しがつかないの?
 そんなことはないですね。
 私たち自身が、自分自身の人生映画のシナリオライターであり、監督ですね。
 シナリオなんて、書き換えてしまえば(笑)!