昨日のMr.サンデー。
 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/mrsunday/index.html

 昨日の特集はこんな感じだった。
 有名な大学を卒業し、大学院に進学し、学位も取り、博士になる。
 でも、仕事がない……。
 大学は、研究費が減らされる一方で、独立行政法人化をしてから大学院大学になり、大学院人口が増える。
 だから、博士が増産される。
 1960年代の4倍以上の博士が居るそうだ。
 だから、末は博士か大臣かなんてのは、今は、通用しない。

 ちょっと前には、別の報道番組で、司法大学院を出て弁護士になったのに、仕事がない弁護士の特集もあった。

 歯医者さんもあふれている。
 まあ、歯科衛生士さんと歯科技工士さんは人材不足なのだが……。

 これも、宇宙兄弟ではないが、意識の拡大が必要になる。
 高度成長時代が終わり、バブルがはじけ、サブプライムローンの問題で、お金に振る舞わされている経済の常識が覆る。
 だから、これまでの常識が通用しない。
 リニアな考え方ではいけない。
 柔軟性が必要な時代なのだ。

 歯医者さんだってそうだ。
 むし歯は減っている。
 やがて、歯を削るなんてのは、だんだんなくなる。
 予防や再生医療や、そして、審美の時代になってくるのは目に見えている。
 開業すれば患者さんが来るなんて時代は、バブルと共に崩壊した。
 歯医者さんは、患者さんに選ばれるための努力も必要。
 マーケティングの知識だって必要。

 なかなか、たいへん?
 それとも、面白い?

 そこが、運命の分かれ道!