宇宙戦艦ヤマト。
 日本のアニメを変えた作品である。
 これまでの、アニメは、子供だまし。
 一話完結。
 ところが、きちんとしたストーリー性をもたせた。
 そして、手抜きでない音楽。
 1974年のことである。
 今見れば、設定のおかしいところもある。
 ぼろぼろになったはずのヤマトが、次のシーンでは直っていたり(笑)。
 でも、当時としては、画期的だった。

 それが、リメイクされる。

 ちょっと前に、木村拓也さんや黒木メイサさんで実写化された。
 でも、映像はきれいなものの、後半のストリーはめちゃくちゃ。
 デスラー総統がデスラーではない!

 さて、ちょっと期待してみている新作。

 映像はきれいになった。

 でも、やっぱり、突っ込みどころ満載。

・設定が、松本零士さんではない
  メカの設定や、キャラクター設定がしょぼい
・声優が……
  やはり、デスラー総統には伊武雅之でなくてはいけない。
  沖田館長も納谷悟朗さんでなくてはいけない。
  イメージが違う。
・出発シーン
  溜がない。
  だから、緊張感がない。
・ガミラス人
  一応、ガミラス語を作ったのだろう。
  でも、「超時空要塞マクロス」のゼントラーディ人の言葉にそっくりだ。

 さてさて……。
 これから、どうなるのか?
・波動法の発射シーンは?
・ワープは?
・アステロイドリングは?
・やっぱり、虹色星団の決戦はなくては!
・デスラーの声は?
・守兄さんは生きているの?

 半分、期待と、半分、失望中!