山田隆文の歯医者さん日記

 昨日のニュースで、「しずいくう」を取り上げていた。
 東北大震災で、まだ、身元のわからない方がたくさんいます。
 その、個人の特定には、歯医者さんも活躍しています。
 歯の治療の記録があります。
 それを、照合することで、個人がわかるのですね。
 わたしも、自分の治療した患者さんは、憶えています。
 自分の削り方。
 これには、特徴があるからなんですね。
 そして、照合には、「しずいくう」も使います。
 歯髄腔と書きます。
 ぞくに、「歯の神経」と呼ばれている部分。
 神経や血管などがあります。
 もちろん、年齢と共に変化しますが、歯の特徴は残ります。
 特に、神経を取った場合などは、歯の中に、金属の杭(支台築造)といいますが、それがありますので、レントゲンなどでわかるのですね。