もちろん、今日のお目当ては、雪の大谷のウォーキングである。
今年の積雪は、もっとも深いところで、十七メートル。
五月の連休を終えた今日でも、まだ、十五メートルあるそうだ。
この、バスの高さと比べてみると、その雪の量が、わかる。
さてさて、今回の旅、立山黒部アルペンルートは、ツアー客が多い。
特に、中国語系。
昔は、ロープウェイで、ケーブルを降りた順(逆の場合にはバスを降りた順)に、番号の書かれた搭乗券を配って、その場号が呼ばれるまでの待ち時間がまったく読めなかった。
ツアーコンダクターも、予定時間が読めないので、かなり苦労をしていた。
昔は、アルペンルートは携帯電話が全く通じなかったから、ルートの途中の公衆電話には、ツアーコンダクターの長い行列ができていた。
富山県側のホテルに、「何時になるかわかりません」なんて、悲鳴をあげていたのを見たこともある。
ところが、今は、アルペンルートのほとんどの場所で、携帯電話が使えるからそんな光景も見かけなくなった。
最近は、ツアー会社が、あらかじめルートを伝えて、予約してある。
一般の個人旅行者は、時刻表に書かれている通常便で移動するのだが、ツアー客用には、臨時便が出るので、無駄な混雑がなくなった。
非常にスムーズに移動できる。
ちゃんと、考えているようだ。
今日の入山者は
・富山側から1800人
・扇沢側から2600人
だそうな!
もちろん、ちゃんとした登山者も、スキーヤーやスノーボーダーも。
小さい点がスキーヤー!
わたしも、昔は、滑ったんですけど。
さすがに、体力と、もう、山スキーとブーツがない!