昨日も、卒業生が押し寄せる。
 なので、ピザパーティーになった。
 最近は、ピザ屋さんに電話をすると、「いつもありがとございます」である。
 学生さんのお友達がバイトしてして、「ああ、あの先生、有名!」なんて言っているそうな。
 まあ、多いときには、週三回も取ることも……。
 という、メタボなお話はちょっと脇に置いておいて。

 さて、歯科医師と歯科衛生士はどんな関係なのだろうか?

 昨日、来た卒業生。
 同じ歯科医院の、2年先輩と後輩である。
 どちらも、山田部屋出身。
 もう1人さらに3年上の先輩も居るのだが、3人の関係は、非常にうまくいっている。
 さらに、院長ともうまくいっている。
 非常に、和気藹々とした歯科医院だそうだ。
 先日、その3人でディズニーランドに行ってきたお土産話を、うきうきとしてくれた。

 楽しく働いている姿を見ると、非常に嬉しい。

 一方で、今年の卒業生。
 すでに、辞めた学生も居る。
 わたしが知る限り、一番早いのは、少し前の卒業生だが、一日というのも!
 その歯科衛生士曰く。
 「だって、歯科医師以前の、人間性の問題!」
 つまり、ワンマン。
 そういう歯科医師の辞書には、「協調性」=「わたしの命令に従え!」と書いてある。
 実際に、おおきなチェーンを展開する歯科医院。
 理事長が来院する日には、まさに、水戸黄門が来る日のよう。
 みんな、緊張して、ぴりぴり。

 ある、左利きの卒業生。
 右利きに直せと言われて、凹んだ。
 確かに、歯科診療ユニットは右利き用。
 でも、左利きの歯医者さんだって居る。
 わたしだって、字やお箸は右だが、細かい仕事は左利き!
 外科用のはさみだって、ちゃんと左利き用がある。
 というか、土台、直すのは無理。
 だから、歯科衛生士教育でも、今は、無理に矯正(強制)しない。

 治療がうまくいかなくて、ぴりぴりしてくると、ものを投げる歯科医師もいるそうだ!

 まさに、アイデンティテイができていない!

 前に、新潟青陵大学と新潟福祉医療大学が中心になって行った連携教育セミナ-。
山田隆文の歯医者さん日記

 そこで、こんな絵を出した。
 いろいろな職種で、患者さんを支えているんだよ。
山田隆文の歯医者さん日記

 でも、バランスが取れないと……。

 まあ、昔の先生方は、チーム医療とか、チーム歯科医療なんて、習っていません。
 
 トップダウンが当たり前と思っています。

 何度も書いたように、トップダウンは、正しい方向に行っているときだけ、正常に機能します。
 間違った方向に行きやすいという欠点があります。
 でも、トップは、それを指摘されると、怒り狂います(笑)。
 まあ、あなただけ、崖から落ちるのはいいんですけど……。
 お願いですから、他のスタッフは、巻き込まないでね!

 まあ、最近は、看護婦さんや歯科衛生士さんの方が、怖いこともありますけど(笑)!