ようやく、ディズニー映画の「ジョン・カーター」観てきました。
 原作は「火星のプリンセス」。
 エドガー・ライス・バローズの作品です。
 と言っても、もう、ほとんどが廃版なので、手に入りません。
・火星シリーズ
・地底シリーズ ペルシダー
・金星シリーズ
など、たくさんのSFやアドベンチャー作品を残しました。
 小学生~中学生の頃に、心を躍らせたものです。
 火星の世界のイメージを膨らませていました。
 で、実は、一番有名な作品は、あの「ターザン」です。

 さて、基本的には原作の流れに沿っています。
 火星に飛ばされたジョン・カーターが、重力の差を利用して、大活躍。
 3Dもきれい。
 でも、またまた、問題が。
 アメリカの批評家には、赤字になるだろうと酷評。
・緑色人のサーク族
 これは、OK。
 でも、スターウォーズの銀河商人とアバターを足して2で割ったよう。
 もっと、工夫が必要?
・赤色人
 ヘリウムの王女なんだけど……。
 原作のイメージがない……。
 感情移入できない……。
・サーン族
 まったくの創作!
 カーターがどうやって火星に到達したかを合理的に説明するために考え出したと思うけど……。
 はっきりいって、いらない。
 邪魔!
・火星の犬
 これは、かわいい!

 ということで、構想は良い。
 人間のキャストをもう少し、考え直すべき!

 もう一度、原作を読みたいのだが……。
 現在のところ、全巻の刊行なし……。
 ちょっと、寂しい……。