『子どもに変化を起こす簡単な習慣―豊かで楽しいシンプル子育てのすすめ』である。
Barbara Coloroso著である。
PHP研究所2000年。
http://www.amazon.co.jp/子どもに変化を起こす簡単な習慣―豊かで楽しいシンプル子育てのすすめ-バーバラ-コロローソ/dp/4569611583/ref=sr_1_fkmr0_1?ie=UTF8&qid=1335338031&sr=8-1-fkmr0
ちょっと、前の本であるが、教育にも、もちろん、患者さんへの対応でも使える。
アイデンティテイを構築している時期の子供たちに、どのように対応するか。
けっこう、勉強になる。
3つのタイプの家がある。
・レンガタイプ
古い封建的な家だ
・クラゲタイプ
骨組みが無くて、だらだら
・背骨タイプ
子どもを無条件に愛する
子どもの尊厳を保ちながら、問題解決の方法を考えさせる
なかなか、素晴らしい分析だ。
そして、命題を与える。
・「ダメ」もかわりになんて言えばいいの?
・聞くまでもない質問をしていない?
「いったいどうして、そんなことをしたの?」
わかんないからやったんですね!
「お願いだから、……して!」
これって、お願いじゃなくて、命令だよ!
「なにひとつ、まともにできないの?」
って、教えたのは(放置したのは)あんただから!
「ちょっと、話したいことがるんだけど、いいかな……?」
良くないって、答えられたら、どうするの???
・怒ったときどうする?
・自分の頭で考えて、でも、親の言う事は聞きなさい!
って、矛盾していますね。
こどもの頭は破綻します。
さあ、どうすれば、アイデンティテイを育む子育てができるのか。
もちろん、今さらですが、この歳で読んでも、勉強になります(笑)。
自分が、取り忘れていたアイテムが隠されているからですね。