世にも奇妙な物語を放映していた。
 パーティーから帰って、ついつい、真剣に観てしまった。

 『スウィート・メモリー』
 病院で、目覚めると……。
 きゃあ!!!!

 『7歳になったら』
 は、クローンの怖いお話し。
 夢落ちでしたが、でも、最後に……。

 『家族(仮)』
 独身なのに、家に帰ると妻と子供がいた。
 ニコラス・ケイジの「天使のくれた時間」落ちかと思ったら……。
 そうきたか!

 『ワタ毛男』
 都市伝説もの。
 懐かしい、口さけ女も。

 そして、一番、心に残った言葉があるのは……
 『試着室』
 でした。

 主演は、忽那汐里。
 そして、洋服屋さんの店員に、堀内敬子さん。
 キムタク主演の「チェンジ」の、お医者さん役が乗っていたような気もしますが。
 それに、NHKの「サラリーマンNEO」も秀逸!


 さて、物語は、パーティーに行く途中の忽那汐里の洋服が、汚れてしまった。
 で、近くの洋服屋さんに入る。
 そこには、堀内敬子さん扮する怪しい店員。
 その一言。
 「洋服は未来を決める」
 試着室に入ると、未来をシミュレーションできる。
 でも、なかなか、良い未来が選べない。
 忽那汐里は、焦ります。
 「どんな服を着てもダメ!
  自分らしくない!」
 そして、気がつきました。
 「どんな服を着ても自分は自分」
 堀内敬子さんの店員がフォローします。
 「自分らしさは服で決まるのでしょうか?
  素直な自分をさらけ出すこと。
  あなたの未来はあなたしか選べません」

 さあ、無理に自分を創っているあなた!
 自分自身を生きていますか?

 えっ?
 突っ張っている?
 我慢している?
 無理しているんですか?
 いやいや、やっているんですか?
 虎の威を借りちゃったりして?
 びくびく?

 さあ、ユングさんの言うペルソナを脱ぎ捨ててしまってください。
 あなた自身を生きましょうね!

 肩の力を抜いて。

 その方が、ずっと楽ですよ。