今日の東京は、朝から曇り、そして、時々雨。
 まだ、梅の開花も遅れていそうなので、お花見もできない。
 まあ、金曜日も外出、昨日もちょっとお出かけ、明日も出かける予定もあるでの、今日は、引きこもりを選択(笑)。
 別に、本気で引きこもるのではない。
 卒業式やら入学試験やらで、3週間近く部屋を開けた。
 掃除もしなければならなし、ゴミ出しもしなくてはならないし、お洗濯も。
 でもって、雨の日のお楽しみは、買いだめしたDVDの鑑賞会。
 なかなか、普段の日は、ゆっくり見ている暇もない。
 移動中の新幹線などで、iPod touchで動画を見たりしているのだが、やはり、集中力がちがう。
 やっぱり、腰を据えてじっくりといきたい。
 なので、新潟へ送る本を詰めて宅急便で送り、近所のスーパーで食料を調達。
 さあ、上映会だ!

 一本目。
 「コララインとボタンの魔女」
 ニール・ゲイマンの作品を、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セレック監督により映像化。
 ストップモーションだ。
 コララインは、ある家に引っ越す。
 でも、母とちょっと険悪ムード。
 そこには、魔女が住んでいた。
 小さな扉の向こうの魔女は、そんなコララインの心の隙間を利用する。
 でも、もちろん、その誘惑に気がつき、魔女に打ち勝った。

 二本目。
 「スタートレック」
 だいぶ前に買ったのだが、じっくりと観る時間がなかった。
 映画館で観たコメントは前に書いたので、今日は、別の切り口で。
 スタートレックには、伝説的なアカデミーでの訓練がある。
 コバヤシマルという。
 難破したコバヤシマル。
 それを、連邦軍の宇宙観が救いに行く。
 しかし、迫り来るクリンゴンの戦闘艦が5隻。
 絶体絶命の窮地だ。
 そして、この訓練をクリアをした訓練生は一人もいない。
 その目的は、恐怖に対する訓練。
 死を目前としたときに、連邦軍の一員としてどのように行動するかを学ぶためである。
 それを、主人公のジェームズ・T・カークは、笑顔で乗り越えてしまう。
 楽観的なカークと、いつもネガティブ思考のスポックとの対比。
 けっこう、そんな視点から観ていた。

 さあ、これから、三本目の予定。
 すこし、まじめな医療ドラマである。
 「小さな命が呼ぶとき」
 上映時には、あまり騒がれなかった。
 ジータ・アナンドの小説『小さな命が呼ぶとき』を原索に、トム・ボーン監督が映画化した。
 実話だそうである。
 主人公のジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー)は、エリートビジネスマン。
 でも、子供が難病に冒されたことがわかった。
 彼は、子供のためにすべてを捨てて、その病気を治すための会社を作る。
 その治療薬の開発者にロバート・ストーンヒル(ハリソン・フォード)。
 その病気は、ポンペ病。
 糖原病の1つ(II型)だそうだ。
 α1,4グリコシダーゼの欠損がある。
 遺伝病だ。
 と、あらゆる細胞のライソゾームにグリコーゲンが大量に蓄積する。
 4万人に1人。
 多くは、子供の時に……。
 でも、現在は、治療薬も開発されたそうだ。

 さて、それでは、鑑賞会!

 おやすみなさい。