なかなか、本題に入れないコミュニケーションですみません。

 今日は、大学帰りのコンビニでのコミュニケーション。
 先日は、歯科衛生士さんなのに、実家がセブンイレブンで、「後を継げ」と言われて、いざ、人を雇うという立場になったら、結構、苦労をしている卒業生さんが相談に見えましたが(笑)。

 996円の買い物をしました。
 10000円札を出して、6円の端数を出しました。
 と、店員さん。
 1000円札を9枚出して、レシートをくれました。
 私は、待っています。
 店員さんは、どうして、このお客さんが帰らないのかと、いぶかしんだと思います。

 ここで、いくつかのコミュニケーションがあります。

 昔、目にしたのは、こんなのです。
「おい、おたくは、いったい、店員にどんな教育をしとるんじゃ?」と、夫婦で食ってかかっていました。
 普通は、どちらかが「まあまあ」なんて、なだめ役に回るのですが、このカップルは似たもの夫婦。
 アグレッシブな一つの方法です。

 さて、中くらいだと、
「おつり、間違ってない???」
 もちろん、そのときの表情や口調もありますね。
 それによって、受け取り方は無数にあります。

 私は、優しいです。
 一応、アサーティブ・コミュニケーションも知っていますし、ケア・コミュニケーションの認定講師でもありますから、アサーティブにいきます。
「996円の買いものをして、1万円札と6円を出して、今、9000円もらったんですけど?」
 困ったことに、店員さん、電卓を取り出しました。
 最近の若い人(私も若いんですが!)、ゆとり教育で、円周率が3なんて習っていますので、算数が苦手なのを忘れていました。
 面白いので、黙って、見ています。
 10006ー996=9010と答えが出たようです。
 あわてて、レジから10円玉を取り出しました。

 まあ、アメリカで買い物をすると、暗算ができないのは知っていますが。
 100ドル出して、70ドルの買い物をすると、品物が70ドルで、おつりが80,90,100と渡してくれます。
 日本も、やばいのかなとちょっと思った一瞬でした。

 残念なのは、「申し訳ございません」とか、一言、欲しかったなとも思いました。

 まあ、先のセブンイレブンの歯科衛生士さん。
 アルバイトの教育には、本当に苦労していると、こぼしていきました。
 ちゃんちゃん。