山田隆文の歯医者さん日記

 やる気を出せと言われても……。
 やる気がしない。
 面倒くさい。
 気が乗らない……。
 ふああああああああ……。
 やればやったで、ぐちぐち言われるし。
 やんにゃきゃやんないで、また、ぐちぐち言われる。
 やろうなんて思った瞬間に、ドラえもんののび太のお母さんみたいに「早くしなさい」なんて言われれば、「今、やろうと思ったのに!」なんて、ぶち切れてしまう。
 どうせ、やっても、やんなくても怒られるんなら、やんなくても……。
山田隆文の歯医者さん日記

 昼寝が一番気持ちがいいなあ……。

 って、それでは、ちっとも前に進みません。
山田隆文の歯医者さん日記

 http://www.amazon.co.jp/仕事は楽しいかね-デイル-ドーテン/dp/4877710787
 こんな本があります。
 タイトル通り、「仕事は楽しいかね」です。
 このタイトルこそ、生き方の極意です。

 その24ページに、こんな事が書かれています。
 『人生とは、くだらない事が1つ
  また1つを続いてくのではない。
  1つのくだらない事が<何度も>繰り返されていくのだよ』
        (仕事は楽しいかね デイル・ドーテン著より引用させて頂きました)

 あれ、前に書いてきましたね。
 ゲームです。
 悲劇の女王様のゲームです。
 あるとき、耐えられなくなって、ゲームから逃げ出します。
 でも、別の所でも、前のゲームと同じ、敵キャラがが待ち受けていました。
 また、逃げ出します。
 でも、また、同じ敵キャラが現れます。
 人生ゲームでは、パソコンやプレステのゲームと同じように、敵キャラを倒さなければ、次の面には行けません(笑)。
 逃げても、逃げても、敵キャラは追いかけてきます。
 ゾンビみたいです。

 でも、そのゾンビの正体は、あなたの中のトラウマであり、アダルトチルドレンであり……。
 そう、解決されていない、あなたの心の中のネガティブな<感情>なんですね。

 その話はまた次の機会として。
 タイトルに戻ります。
 「仕事は楽しいかね」です。

 ゲームにしてもそうです。
 マンガや本小説に夢中になったときもそうです。
 気が付いたときには、「あれ、こんなに時間が経ったの?」ですね。
 疲れません。
 だって、好きな事をしているんですから。

 嫌な事だから、やりたくない。
 そんなことは、当たり前です。

 私に言わせるとこうです。
「どうして、嫌なのにやるの?」
 です。

 すると、こんな応えが返ってきます。
「だって、仕事しなきゃ、食べていけないじゃん」
「勉強しなきゃ、卒業できないじゃん」

 へえ、そうなんですか。
 私は、訊きます。
「何のために仕事をしているの?」

 と、むっとした応えが返ってきます。
「お金のために決まってるじゃん」

 さあ、モチベーションです。
 生きるために、お金を稼ぐ。
 だから、嫌な仕事でもしなくてはならない。

 こう、考えてみたらどうでしょうか?
 生きる事が楽しい。
 好きな仕事を見つけた!
 その結果として、お金が入って来る。

 仕事をして、お金を稼ぐ。
 その事は、同じですね。
 でも、仕事をしている方としては、楽しいか疲れるかは、大きな問題です。

「わたしが、こんなに悩んでいるのに、どうして、そんな言い方をするの?」

 もちろん、問題の渦中にいる人には、大問題です。
 でも、その渦中にいない人には、その大変さは理解できません。
 体験した人にしかわかりません。
 同じ経験をした、ある人は言います。
「抜け出せない問題なんてないさ」
 もっと、大変な体験をした人もいます。
 そんな人は、笑い飛ばします。
 世界に目を向けてみます。
 戦争もあります。
 大災害もあります。
 飢饉もあります。
 独裁者に支配された国もあります。
 あれ、あなたの今置かれている状況は、世の中がひっくり返るような、そんなに大きな問題なんですか?

 カウンセラーさんでも、助けてあげる事は出来ません。
 コーチも助けてあげる事が出来ません。

 イルカさんなら、楽しそうに言うでしょう。
「助けてあげるよ」
山田隆文の歯医者さん日記

「でも、泳ぎ方は教えられるけど、泳ぐのは君だよ」

 もちろんです。
 だって、あなたの人生ですから!

 さあ、何度も出てきている選択です。
「楽しいの?」
山田隆文の歯医者さん日記

 それとも、やる気はありませんか?
山田隆文の歯医者さん日記