来週末も、その次の週末も仕事でお休みがありません。
 なので、今週末はフリー。
 と言うことで、雨が止むのを待って新宿へ。
 「TIME」か「ピラミッド5000年の嘘」か迷ったあげく、すぐに見られる「ピラミッド5000年の嘘」に決定。
 http://pyramid-movie.jp/
 同僚に、古代エジプトの専門家もいるのでちょっと興味津々。

 まあ、映画版ワイドショーという感じのドキュメンタリー。
 別に、ほとんどが、これまで言われてきたことの焼き直しで、あまり、新しい発見はないような。
 ちょっと、こじつけが過ぎるかも。
 でも、宗教の問題や、カバラなどに繋がる秘密結社などの問題はスルー。
 あくまでも、建築的な観点から、数字のマジックで遊んでいます。
 結論は、ちょっと、飛びすぎで、残念ながら、裏付けもありません。
 もっと、一つ一つを深く掘り下げると面白かったのにと、思います。

 ひとつ、重要なことがありました。

 現在の学説では、大ピラミッドはクフ王の墓と言うことになっています。
 だから、クフ王の在職期間の20年で建てたことが通説になっています。
 でも、220万個の巨石です。
 この映画では、計算をしてみました。
 20年、12時間は働いたとして、220万個の石をどうやって運んだか?

 と、導き出された答えは、2分半に1個の石を積み上げたことになる。

 一個で、自動車よりも大きい石です。
 しかも、隣の石とぴったり合うように加工をします。
 もちろん、重機も、加工道具もありません。

 まあ、論理的に考えて、20年では無理と言うことですね。
 とすると、クフ王の破壊街の目的があったということになります。
 もしかすると、定説の年代も間違っているかもしれません。

 だれが、本当のところを解明してくれるのか、待ち遠しいですね。