『中国の小さな村で「画期的」な選挙』
(TBS系(JNN) 2月14日(火)19時41分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120214-00000063-jnn-int
と、報じている。
何が、画期的?
中国は、共産党の支配の国である。
いわゆる、トップダウンである。
インターネットでさえ監視をしようという国である。
ところが、それは中国広東省の烏坎(ウカン)村で起こった
人口13000人ほどの小さな村である。
選挙が無記名で行われた。
民主主義世界では当たり前であるが、これが、共産圏では前代未聞である。
一方で、橋下市長は、トップダウンで市政をすすめようとしている。
民主主義の元、選挙で選ばれたはずなのに、いつの間にか、民意の反映ではなくて、自らの考えを「どうだ?」とぶつけている。
東京電力は、国有化を固辞する。
というか、不可抗力の想定外だとは言え、原子力発電所の事故を民間企業だけでなんとかできると思っているのだろうか?
ここにも、現在の利得権益に執着するトップの姿が垣間見える。
どちらかというとトップダウンの東京の石原都知事。
新党はどうなるのでしょうか?
イギリスのサッチャー元首相。
国外ではその手腕を買われているが、イギリス国内では、急激な改革のあおりを受けた企業や人々の間では、賛否両論である。
今の国会では……。
すいません、「国会ではコーヒーを飲みません……」って、議場で言う事?????
面白い事に、独裁政権の中には、民主主義が生まれる。
不思議な事に、民主主義の中には、選挙で選ばれたはずなのに、いつの間にか、トップダウンから、その目の色を窺う取り巻きが出来て、反対派が排除されて、独裁的な政治が生まれる。
多数決は、本来は正しいかもしれない少数意見を排除してしまう危険性もはらんでいる。
どちらが正しいのかは、私にはわからない。
ただ言える事は、トップが正しい方向に走っていれば、トップダウンは正しく機能する。
もし、曲がった方向に行ってしまったら?
それを、止められる機能が存在するか?が問題である。
現在のシステムでは、政治家を選ぶことよりも、リコールする方が、遙かにハードルは高い。
一方で、学校の教員を、父兄の意見を受けて、下10%は辞めさせようなんてことも、大阪府は考えはじめているといないとか。
『大阪教育条例案 生徒らの申告反映 不適格教員を分限免職』
(産経新聞 2月8日(水)7時55分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000095-san-pol
だから、こんな事が起こる。
『大阪で教師になりたくない?採用辞退284人』
(読売新聞 2月10日(金)8時19分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000140-yom-pol
さて、では、コンセンサスを得る。
これが、結構難しい。
これは、うちのFD(ファカルティ・ディベロップメント)で、うちの創立綱領を教員がどのように理解していて、それを、どのように学生に伝えているかをディスカッションしたものである。
毎回、私が司会とファシリテーター(&時々講師も)をしている。
出席者全員が、必ず、発言をする。
意見は千差万別である。
ポジティブな意見も、ネガティブな意見もある。
もちろん、少数意見も、すべて吸い出して、黒板に書く。
(字が汚いのはごめんなさい)
それを見ながら、また、参加者が新しい発想を得る。
徐々に、つながっていく。
ある程度の、コンセンサスが得られる。
では、結論が出るのか?
もちろん、出ない。
でも、私はこう考える。
「……しなさい」では、人は動かない。
この、みんなで、それぞれの意見を持ち寄って、考える過程が重要なのである。
他の人の考えを聞いた。
そこから、新しい発想が、「自主的に」生まれてくるのである。
まあ、もちろん、小さい学校でも大変なのに、これが市町村、県、1億人以上もいる国家になれば、もっと大変、というのもわかる気はするのだが……。
さて……。
(TBS系(JNN) 2月14日(火)19時41分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120214-00000063-jnn-int
と、報じている。
何が、画期的?
中国は、共産党の支配の国である。
いわゆる、トップダウンである。
インターネットでさえ監視をしようという国である。
ところが、それは中国広東省の烏坎(ウカン)村で起こった
人口13000人ほどの小さな村である。
選挙が無記名で行われた。
民主主義世界では当たり前であるが、これが、共産圏では前代未聞である。
一方で、橋下市長は、トップダウンで市政をすすめようとしている。
民主主義の元、選挙で選ばれたはずなのに、いつの間にか、民意の反映ではなくて、自らの考えを「どうだ?」とぶつけている。
東京電力は、国有化を固辞する。
というか、不可抗力の想定外だとは言え、原子力発電所の事故を民間企業だけでなんとかできると思っているのだろうか?
ここにも、現在の利得権益に執着するトップの姿が垣間見える。
どちらかというとトップダウンの東京の石原都知事。
新党はどうなるのでしょうか?
イギリスのサッチャー元首相。
国外ではその手腕を買われているが、イギリス国内では、急激な改革のあおりを受けた企業や人々の間では、賛否両論である。
今の国会では……。
すいません、「国会ではコーヒーを飲みません……」って、議場で言う事?????
面白い事に、独裁政権の中には、民主主義が生まれる。
不思議な事に、民主主義の中には、選挙で選ばれたはずなのに、いつの間にか、トップダウンから、その目の色を窺う取り巻きが出来て、反対派が排除されて、独裁的な政治が生まれる。
多数決は、本来は正しいかもしれない少数意見を排除してしまう危険性もはらんでいる。
どちらが正しいのかは、私にはわからない。
ただ言える事は、トップが正しい方向に走っていれば、トップダウンは正しく機能する。
もし、曲がった方向に行ってしまったら?
それを、止められる機能が存在するか?が問題である。
現在のシステムでは、政治家を選ぶことよりも、リコールする方が、遙かにハードルは高い。
一方で、学校の教員を、父兄の意見を受けて、下10%は辞めさせようなんてことも、大阪府は考えはじめているといないとか。
『大阪教育条例案 生徒らの申告反映 不適格教員を分限免職』
(産経新聞 2月8日(水)7時55分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000095-san-pol
だから、こんな事が起こる。
『大阪で教師になりたくない?採用辞退284人』
(読売新聞 2月10日(金)8時19分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000140-yom-pol
さて、では、コンセンサスを得る。
これが、結構難しい。
これは、うちのFD(ファカルティ・ディベロップメント)で、うちの創立綱領を教員がどのように理解していて、それを、どのように学生に伝えているかをディスカッションしたものである。
毎回、私が司会とファシリテーター(&時々講師も)をしている。
出席者全員が、必ず、発言をする。
意見は千差万別である。
ポジティブな意見も、ネガティブな意見もある。
もちろん、少数意見も、すべて吸い出して、黒板に書く。
(字が汚いのはごめんなさい)
それを見ながら、また、参加者が新しい発想を得る。
徐々に、つながっていく。
ある程度の、コンセンサスが得られる。
では、結論が出るのか?
もちろん、出ない。
でも、私はこう考える。
「……しなさい」では、人は動かない。
この、みんなで、それぞれの意見を持ち寄って、考える過程が重要なのである。
他の人の考えを聞いた。
そこから、新しい発想が、「自主的に」生まれてくるのである。
まあ、もちろん、小さい学校でも大変なのに、これが市町村、県、1億人以上もいる国家になれば、もっと大変、というのもわかる気はするのだが……。
さて……。