「3Dプリントで作成した入れ歯で、ご飯が再び美味しく食べられるようになった女性」(Gizmodo)
 
 http://www.gizmodo.jp/2012/02/3d83.html

 フィギュアや、いろいろな工業製品のモックアップなどを作るための装置です。
 CAD/CAMは、すでに、建築現場だけでなくて、歯科の世界でも応用されています。
 歯の型をスキャナーで読み込み、セラミックを削り出します。
 現在では、ブリッジまで可能です。

 3Dプリントは、プラスチックの液体の中で、レーザーを使って固めたりします。
 それを、少しずつ積み重ねていく事で出来ます。

 でも、入れ歯は……。
 ちょっと、まだ、聞いた事はありませんでした。

 だんだんと、歯科医師のアナログな仕事もなくなってきます。
 いずれは、自宅にいながら、口の中をスキャンして、歯医者さんにデーターを送ると、オーダーメイドの入れ歯が出来る、そんな時代にもなりそうですね。

 でも、私が生まれた「3丁目の夕日」の時代。
 まだ、家の前の道路は舗装もされていません。
 犬だって放し飼い。
 電話も黒電話。
 鉄腕アトムなどを見ながら、未来の世界を夢見ました。
 そして、現在まで数十年。
 科学技術の進歩は、加速度的に早くなっています。
 今のiPhoneを見た60年代の人は、我々を宇宙人だと思うでしょう。
 顕微鏡でしか見えないようなコンピューターのチップを見たら、まだ、真空管の時代の人たちは、どう思うでしょうか?

 さて、これからの時代。
 科学の進歩はもっと早くなります。
 パソコンだって、半年ごとにスピードや機能は倍以上。

 やがて、歯も、再生してしまうかもしれません。

 なんて、夢見ながらですが……。
 あれ、そうすると、歯医者さんはいらなくなってしまう?
 それも、困りますね。