前に、なぜ、新潟の人は雪かきをしないのか?
そんな疑問を投げかけました。
そんなこともあり、とある同僚に訊いてみました。
その背景には、新潟という地のお国柄のコミュニケーション事情があるようです。
まず、新潟の人は、我慢強いと思われています。
それは、ある一面にすぎませんでした。
もう一面には、頑固というのもあります。
そして、村意識が強く、閉鎖されたコミュニティが存在します。
その一つの表れが、雪かきでした。
「どうして、この辺の人は、雪かきをしないの?」
その答えはこうでした。
自分のところだけ雪かきをすると、
『なんで、あんたのところだけきれいなの?』
とやっかまれます。
もう一歩進んで、
『まさか、雪をあたしんちに捨ててないよね!』
ときます。
じゃあと、気を利かせて、隣の家の前まで雪かきをします。
と、こうなります。
『よけいな、お節介をやかんでよろしい』
右隣も、左隣も、お向かいさんも、雪かきをやってもやらなくても、面倒くさい反応が返ってきます。
借りている家なら、面倒くさければ、逃げ出せばいいのですが、自分の持ち家となると、お隣さんを選ぶこともできません。
ならば、何もしないのが一番。
なのだそうです。
私なら?
たぶん、ぶち切れます(笑)!