クリスマス。
本来は、イエス・キリストの誕生日を祝う。
まあ、暦の違いによってずれはあるようだが、一応、12月25日。
でも、聖書のどこにも、誕生日は書かれていないらしい。
ところが、いつの間にか、サンタクロースが現れる。
キリスト教の聖者=セイント・ニコラウスが由来らしい。
こちらは、現存する人。
でも、サンタクロースには、クリス・グリングスという名前もある。
いつの間にか、北欧神話と結びつく。
それから、住まいは北極点になった。
(ここには、確か、中国の申公豹が住んでいるはずだが、まあ、そこは、うまくやっているに違いない。)
だから、北欧神話の妖精さんや小人さん達が、一緒に暮らしている。
そして、いつの間にか、世界中の子供たちに、プレゼントを配ることになった。
最近は、アメリカ空軍も、その存在を認めている。
クリスマスになると、レーダーに未確認飛行物体が現れる。
それを、実況中継する。
もちろん、ギャグである。
最近は、日本語版もあるので、観たい方はこちらへ。
「NORAD サンタを追跡へようこそ」
http://www.noradsanta.org/ja/
サンタクロースを扱ったものもたくさんある。
お気に入りはこちら。
・『三十四丁目の奇蹟』(1947年、アメリカ)
エドマンド・グウェンのくりす・グリングルが最高。
白黒ですが、味があります。
・『サンタクロース』(1985年、イギリス・アメリカ)
サンタクロースがどのように生まれ、どのように世界の子供たちに夢を配っているのか。
夢のある物語です。
・『サンタクローズ』(1994年、アメリカ)監督ジョン・パスキン、主演ティム・アレン
こちらは、コメディ仕立て。
サンタクロースとクローズ(clause)=契約されてしまった主人公が、サンタになってしまいます。
その後、2と3が制作されます。
・『サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪』(2002年、アメリカ)
監督マイケル・レンベック、主演ティム・アレン
・『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』(2006年、アメリカ)
監督マイケル・レンベック、主演ティム・アレン
・『3人のゴースト』(1988年)
クリスマス・キャロルを現代風にアレンジ。
主演はビル・マーレイ。
・『34丁目の奇跡』(1994年、アメリカ)
監督レス・メイフィールド、主演リチャード・アッテンボロー
1947年版のリメイクです。
基本的には、設定は同じ。
ただし、最後の落ちが違います。
・『ポーラー・エクスプレス』(2004年、アメリカ)
監督・脚本・製作:ロバート・ゼメキス
トム・ハンクスがどうしても、自分の子供たちに作りたかったとか。
原作は、「ジュマンジ」や「ザスーラ」のクリス・ヴァン・オールズバーグ。
「急行北極号」は今でも大事に本棚にあります(もちろん初版本!)。
なかでも、ちょっと、お気に入りは、「プランサー」。
知っている人は知っているけど、知らない人は知らない。
1989年の映画です。
ある日、ジェシカは迷ったトナカイを見つけます。
そのトナカイを、きっとサンタクロースのトナカイだと思い込みます。
そして、プランサーと名付けます。
でも、誰も信じてくれません。
クリスマスイブ。
ジェシカは、そのトナカイを逃がします。
プランサーは、飛び上がり、サンタクロースの引くソリの姿に合流しました。
原作というか、アイディアは、「サンタの友だちバージニア」(残念ながら本もDVDも廃盤)。
http://www.amazon.co.jp/サンタの友だちバージニア-村上-ゆみ子/dp/4034211008/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1324733945&sr=1-1
さて、みなさんは、どのようなクリスマスを過ごしているのでしょうね。
私はって?
さて(笑)?