<恐れ>も<怒り>も<嫉妬>も、そして<喜び>も<同情>も<情熱>も、みんな同じエネルギーです。
 ただ、使い方が違うだけです。

 嫌なことを言う相手に会いたくない。
 <恐れ>を感じる。
 嫌なことを言う相手に<怒り>を感じる。
 他のみんなは、もっと楽しく暮らしているのにと、<嫉妬>を感じる。
山田隆文の歯医者さん日記

 毎日は地獄でしょうか?
 そう感じているあなた。
 私が、お地蔵さんの代わりをしてあげますので、ご安心を(笑)。

 これは、喧嘩の仕方で説明すると、わかりやすいです。

 またまた、やくざの常套手段です。
 肝っ玉の小さいやからの喧嘩の仕方です。
 相手を、自分の低いレベルに引きずり落とします。
 あなたは、ネガティブな感情に引きずられます。
 もう、相手の思うがまま。
 尻尾を巻いた犬です。
 ネガティブなエネルギーをもてあまします。
 でも、行く先がありません。
 悶々とします。
 でも、解決しません。
 だって、相手の土俵で戦っているんですから。
 いくら、戦術レベルで小さい勝利をしても、戦略レベル負けています。
 あなたの行く先々に、罠が仕掛けてあります。
 暗い森の中を進むようなものです。
 深い海の底を歩くようなものです。
 そして、あなたは、消耗していきます。
 感情のエネルギーは空回りをしています。
山田隆文の歯医者さん日記

 正しい喧嘩の仕方は、自分を高めて戦います。
 相手よりも、高いところから、自分の土俵で戦います。
 スポーツは、勝って、負けて、追い抜いて、追い抜かれて、切磋琢磨します。
 お互いに高め合う喧嘩。
 それが、正しい方法です。
 昔のマンガでよくありましたね。
 本気で喧嘩した相手と、いつの間にかこころが通じ合って、良きライバルになり、良き友人になる。
 星飛雄馬と花形満や左門豊作も、鮎原梢と早川みどりやライバル達も、岡ひろみとお蝶夫人(竜崎麗香)や緑川蘭子も、北島マヤと姫川亜弓も……。
 もちろん、小者も出てきました。
 そういった連中は、卑屈で汚い手を使って、主人公を引きずり落とそうとします。
 でも、落ち込んでも落ち込んでも、主人公達は、不死鳥のごとく立ち上がってきました。

 そうそう、人生の主人公は、あなたですもんね!

 人生の脇役を演じますか?
 ちょい役でいいんですか?

 違いは何でしょうか?
 <悔しさ>は、強いエネルギーを持っています。
 でも、ネガティブな感情を跳ね返せるのは、ほんの一時的でしかありません。
 <喜び>は、同じように強いエネルギーを持っています。
 「ああ」と、答えに気がついた瞬間!
 あなたは、感動で打ち震えます。
 その瞬間、ネガティブな感情は消えていきます。
 だって、暗闇には光を。
 
山田隆文の歯医者さん日記

 もう、窓の影におびえなくてもいいですね。
 小さい連中は、影に隠れてこそこそ動きます。
 明るいところは苦手です。
 強いやつは苦手です。
 どうどうとした相手は苦手です。
 だから、暗い、人の見えないところで、卑怯な手を使います。
 その全部を、明るいところへ引きずり出してしまいましょう。

 イルカさんの行動原理は、「わくわく」です。
山田隆文の歯医者さん日記

 イルカさん達だって、練習をしたから、飛べます。
山田隆文の歯医者さん日記

 だから、タイミングも合います。
山田隆文の歯医者さん日記

 こんなこともできます。
山田隆文の歯医者さん日記

 さあ、もう一度。
 笑顔の練習です。

 あなたが、相手の喧嘩に引きずる込まれている時。
 あなたの顔には、きっと笑顔がありません。
 能面のような顔になっています。

 もし、あなたが、屈託のない笑顔をしていたら。
 だれも、あなたを傷つけることができません。

 鏡を見てください。

 あなたは、今、どんな顔をしていますか?