山田隆文の歯医者さん日記

 目には目をと言います。
 歯には歯をと言います。
 これは、ネガティブな言い方ですが……。
 でも、いいことにも使えます。
 愛には愛で……。
 と、どこかの歌にもあったような気もしますが……。
 喜びには喜びです。
山田隆文の歯医者さん日記

 さて、サービスも同じ。
 もし、いいサービス受けたことがないと……。
 もちろん、他の人にいいサービスをすることなんてできません。
 だって、やり方を知らないんですから!

 同僚。
 診療所で、子供が泣いています。
 放置です!
 あるいは、どうしていいかわからずに、あきらかに引いています。
 泣いている子供の近くを通りかかっても、無視です。
 視線もいきません。
 せかせかと歩き去ります。

 答えは、簡単です。

 自分が、そうされたことがないからです。

 前に、ドロシー・ノーロルトの詩を紹介しました。
 子供は、大人のやる良いことを観て、良いことを学びます。
 子供は、大人のやる悪いことを観て、悪いことを学びます。

 だから、優しくされた子供は、人にも優しくすることができます。
 でも、優しくされたことのない子供は、どうしていいかわからないんです。
 だって、経験がないんですから!
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 サービスもまた同じ。
 良いサービスを受けたことがあれば、良いサービスを与えることができます。
 でも、受けたことがなければ、どうしていいかわかりません。

 あるホテルのスタッフ。
 自腹で、良いホテルに泊まったり、高級レストランや料亭に行きます。
 もちろん、経験のためです。

 歯科治療も同じ。
 って、最近、ちゃんとスケーリングをやって貰ってないな……(恥)。

 教育も同じ。
 学生時代に、良い教育を受けた人は、学生にそれを伝えることができます。
 でも、学生時代に、ステレオタイプの教員にしか出逢わなかった。
 不幸ですね。
 だって、学生には、同じ事しか伝えることができません。
山田隆文の歯医者さん日記

 なので、ときどき、こんなところで……。
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 お一人様ランチに舌鼓!

 それが書きたかったのかって?