研修会二日目は5時に終わる。
 でも、異人館のほとんどは、もう閉館!
 秋の日もつるべ落とし。
 ってことで、三ノ宮までお散歩。
 三ノ宮の路地裏の怪しい繁華街を右手に、誘惑にも負けず(笑)、三ノ宮駅に。
 ってか、私に色仕掛けは通用しないので、あしからず。
 って、そういう店を目指していたのでもないので、念のため(弁解!)。
 そこをさっぱりと通り越して、映画館を目指す。
 この間見損なった「猿の惑星: 創世記」を見たい!

 猿の惑星と言えば、ピエール・ブールの原索を映画化したのが、なんと1968年。
 私はまだ○○歳(守秘義務!かな?)。
 映画館で見た、ラストシーンの砂に埋まった自由の女神は衝撃的だった!
 チャールトン・ヘストン演じるジョージ・テイラーとノヴァが、最後に海岸線を旅するシーン。
 遺跡で見つかる人間のお人形。
 ショッキングなシーンの数々は今でも鮮明に覚えている。
 できれば、続編は作って欲しくなかった。
 話は、
・続・猿の惑星
  ジョージ・テイラーとノヴァのその後。
  核戦争を生き延びたミュータントと、コバルト爆弾が!
・新・猿の惑星
  修理した宇宙船で過去の地球に戻る、ジーラとコーネリアス。
  その子供が、タイムパラドクスとなり、新たなる猿の惑星に。
・猿の惑星・征服
  猿たちが地球を征服していく姿を描く。
・最後の猿の惑星
  人類と猿の共存を、学校で人類と猿の子供たちに回想で教えるという形をとる。
  一応、大団円。
と続く。

 その後、リチャード・D・ザナックがPLANET OF THE APES/猿の惑星を作る。
 これは、はじめは、最初の作品をオマージュしていたが、別の惑星の話。
 でも、ようやく戻った地球が猿の惑星になっていたというパラレルワールド落ち。

 そして、今回の作品である。
 今回は、人間の作り出した医療用のウイルスが暴走し、猿には知能を、人類には死をもたらすというもの。
 全く別の切り口だ。
 でも、主人公(?)のシーザーはかっこいい!

 最近のハリウッド映画ではよくある。
 これまでのストーリーを全部無視して、また、はじめからやり直し。
 って、究極の裏技というか、逃げ技のような気もする。
 そんなパターンが
・バットマン
・スーパーマン
・スパイダーマン
・スタートレック
……
 ってか、ずるいよね!