$山田隆文の歯医者さん日記

 観てきました。

 ここのところ、ハリウッドで流行の宇宙人侵略もの。
 「スカイラインー征服-」「スーパー8」「カウボーイvsエイリアン」などなど。

 でも、最近のエイリアンは人類を襲います。
 「スタートレック」や「ET」や「未知との遭遇」などなど、友好的ではありません。
 さらに、意思の疎通が取れない。

 もう一つの特徴。
 「インディペンデンスデイ」なんかでは、地球規模の戦いが、そのままスケール大きく描かれています。
 でも、今回の「世界侵略:ロサンゼルス決戦」でも、「スカイラインー征服-」「スーパー8」「カウボーイvsエイリアン」でも、戦闘は小さい地域で行われています。
 今回は、ロサンゼルスの小隊が主人公。
 政府や軍本部や国連は、台詞として出てくるだけ。
 あくまでも、民間人を救いに行った小隊の脱出劇です。

 それだけ……。

 宇宙人もわりとふがいない。
 前宣伝では、ずーっと前から地球侵略を準備したなんてやっていましたが、歩兵中心で、地球の兵器でも闘えます。
 ドローン(無人飛行機)が、無線誘導だなんて……。
 ちょっと、寂しい!

 まあ、一番笑ってしまった宇宙人は、「サイン」の野獣みたいのでしたが……。

 さて、最近の映画。
 こじんまりとまとめてしまっているのが気になります。

 昔の悪役は、地球征服とか、地球の破壊とか、結構、スケールがでかかったんですが……。

 まあ、高度成長時代の映画と、不景気時代の映画の差でしょうか?