法事で訪れた寺院は、曹洞宗の長松寺。
この部屋は、いつもは待合室として使われているが、実は、由緒ある部屋。
高崎城の書院を移築したもの。
この書院、徳川三代将軍家光の弟、徳川忠長が自害をした部屋。
そして、この忠長の母こそ、NHK大河ドラマの主人公である上野樹里の演じる「江」=崇源院(徳川秀忠の正室)である。
春日局との世継ぎ争いに負け、忠長はご乱心との事で、高崎に逼塞され、翌寛永10年、幕命により自害したのがこの部屋。
享年29歳。
法名は峰巌院殿前亜相清徹暁雲大居士。
墓所は群馬県高崎市通町の願行山常巌院大信寺にある。
このお寺の住職の息子は、私の同級生(もしかすると、今は住職?どうもお寺関係が多い?)である。
さて、これは、血の出るお墓。
幽霊が出るというので、ある武士が槍で刺したら、墓石から血が出たとの事。
子どもの頃は、もっと、赤い感じだったのだが、風雪で流れてしまったらしい。
新幹線で新潟へ向かう途中で見た、今日の夕日。