民主党政権の三人目の首相に野田さんが選ばれた。
どじょう内閣だそうだが、泥の中に埋もれてしまわないことを祈るばかりである。
って、前にも書いたが、どうも、日本人にも地球人にもなれそうにはない。
もっとも、アメリカのオバマ大統領の支持率も最低になったとか……。
さて、TPOのお話しである。
新しい内閣の顔ぶれが決まると、なぜか、夜に階段のところで記念撮影をする。
と、いつも、違和感を感じる。
だって、モーニングコートを着ている。
モーニングって、読んで字のごとく、男性用の午前中や昼間の最上級正装の一つだ。
もちろん、天皇陛下から職を拝命するのは昼間であるから、問題はない。
でも、写真撮影は夜である。
夜に、モーニングはいただけない。
夜の最上級の正装は、タキシードや燕尾服である。
時々、高級なホテルなどでドレスコードが書かれていることがある。
ドレスコードは、
・フォーマル
ブラックタイとあれば夜はタキシードである
・準礼装にはディレクターズスーツがある
黒の上衣に、縞のコールズボンで、最近、結婚式などでちょっと見かけるようになった。
・略礼装
日本ではブラックスーツである(シングルでは、ベスト着用)。
結婚式では白ネクタイ、お葬式では黒ネクタイである。
もっとも、慶事ではシルバーネクタイなども使われる。
欧米では、黒はただのビジネススーツである。
欧米での略礼装は、ダークスーツで、チャコールグレイや紺が一般的らしい。
逆に、こちらが日本ではサラリーマンに多い色だ。
私は、茶系が好きなので、スーツ探しも大変である。
最近は、ベージュ系や黄色系のワイシャツもほとんど見かけない。
・スマートカジュアル
まあ、ジャケットにパンツというスタイルである。
・カジュアル
だからといって、なんでもいいわけでない。
リゾートホテルでもない限り、短パンにサンダルというわけにはいかない。
私など、お散歩のついでに下駄を履いてホテルのラウンジでお茶でもしようかと思ったら、
さすがに、ボーイさんに呼び止められてしまった(笑)。
草履なら良かったらしい。
なんてことを、台風の夜に、テレビの報道番組を観つつ、靴を磨きながら考えていた。
だいぶ前に買った、クロケットジョーンズの靴であるが、履きじわは出てきたものの、まだまだ、大丈夫そうである。
通は、靴全体を磨かずに、先端だけを鏡面仕上げにするらしい。
ちょっとは、光った。
マナーには、靴もあるらしい。
・最上級フォーマルはオペラパンプス
・ビジネスでは、ストレートチップかプレーントウ
・セミブローグ
・ウィングチップ
・フルブローグ
・Uチップ などになってくると、仕事用というよりも、カジュアルになってくる。
時々、冠婚葬祭でも、
・ローファーズ
・スワール・トゥ
なんかを見かけてしまうが、これは、マナー違反。
って、ここまでは、紐靴である。
日本人に流行っているのは、すりっぽんである。
つまり、紐のない靴である。
すりっぽんは、スリップ・オンである。
いちいち、靴紐を結ばなくても良いから流行っているのだが……。
通になると、ベルトの色と靴の色と鞄の色も合わせるらしいが……。
さすがに、そこまでの贅沢はなかなか難しい。
TPOは、ほかにもある。
今日も、台風も来ているというのに、軽装で富士山に登って、4人の大学生が寒さで動けなくなって救助された。
最近は、「疲れた」といって、簡単に携帯電話で救助を呼んでしまうらしい。
もっと酷いことに、救助隊が民間だとわかると、お金がかかるので断ったとかなんていう話もきく。
私だって、登山をあきらめたくらいの天候なのだから、独立峰の富士山をなめてはいけない。
さて、学生にだってTPOを教えなくならない。
ビジネスなどの世界では、長年培ってきた伝統と、その由来もはっきりしているから、説明がしやすい。
さあ、歯科衛生士さんとしてふさわしい格好はどんなものなのだろうか?
ある学校は、入学から茶髪・喫煙禁止である。
別の学校は、臨床実習中は茶髪にしません、タバコも吸いませんという念書を書くそうである。
でも、黒髪と非喫煙者が医療従事者としてふさわしい格好なのかという、エビデンスが必要になりそうだ。
留学生が来たら、黒髪とは限らない。
世界の常識からは、金髪も赤毛も当たり前だ。
ある学生など、すっぴんで実習に行ったら、呼び出しを喰った。
「あんた、眉毛くらい描かないと、施設のおばあちゃんがこわがるでしょう!」(大笑)
爪を切る。
これは、理解できる。
長い爪で、爪の間が黒いなんてのは、ちょっと考えればわかる。
外科手術では、手洗いをするから、爪の間にはばい菌も溜まりやすい。
ある教授のパーティーで、お土産には爪切りが配られて、重宝している。
では、マニキュアは?
では、なぜ、髪を染めてはいけないのか?
なかなか、エビデンスが難しい。
学生は、こう反論する。
「施設のおばあちゃんは、緑や紫じゃない!」
まあ、新潟には、こんな女性歯科医師も存在する。
結構有名らしい。
上越市の木村歯科クリニックだ。
http://www.kimura-dental-c.com/profile/index.html
うちの、卒業生もお世話になっている。
実際、2週間後には戴灯式(昔は戴帽式だったのだが、ナースキャップがなくなったのでこういう名前にした)を控えている。
さてさて……。
どじょう内閣だそうだが、泥の中に埋もれてしまわないことを祈るばかりである。
って、前にも書いたが、どうも、日本人にも地球人にもなれそうにはない。
もっとも、アメリカのオバマ大統領の支持率も最低になったとか……。
さて、TPOのお話しである。
新しい内閣の顔ぶれが決まると、なぜか、夜に階段のところで記念撮影をする。
と、いつも、違和感を感じる。
だって、モーニングコートを着ている。
モーニングって、読んで字のごとく、男性用の午前中や昼間の最上級正装の一つだ。
もちろん、天皇陛下から職を拝命するのは昼間であるから、問題はない。
でも、写真撮影は夜である。
夜に、モーニングはいただけない。
夜の最上級の正装は、タキシードや燕尾服である。
時々、高級なホテルなどでドレスコードが書かれていることがある。
ドレスコードは、
・フォーマル
ブラックタイとあれば夜はタキシードである
・準礼装にはディレクターズスーツがある
黒の上衣に、縞のコールズボンで、最近、結婚式などでちょっと見かけるようになった。
・略礼装
日本ではブラックスーツである(シングルでは、ベスト着用)。
結婚式では白ネクタイ、お葬式では黒ネクタイである。
もっとも、慶事ではシルバーネクタイなども使われる。
欧米では、黒はただのビジネススーツである。
欧米での略礼装は、ダークスーツで、チャコールグレイや紺が一般的らしい。
逆に、こちらが日本ではサラリーマンに多い色だ。
私は、茶系が好きなので、スーツ探しも大変である。
最近は、ベージュ系や黄色系のワイシャツもほとんど見かけない。
・スマートカジュアル
まあ、ジャケットにパンツというスタイルである。
・カジュアル
だからといって、なんでもいいわけでない。
リゾートホテルでもない限り、短パンにサンダルというわけにはいかない。
私など、お散歩のついでに下駄を履いてホテルのラウンジでお茶でもしようかと思ったら、
さすがに、ボーイさんに呼び止められてしまった(笑)。
草履なら良かったらしい。
なんてことを、台風の夜に、テレビの報道番組を観つつ、靴を磨きながら考えていた。
だいぶ前に買った、クロケットジョーンズの靴であるが、履きじわは出てきたものの、まだまだ、大丈夫そうである。
通は、靴全体を磨かずに、先端だけを鏡面仕上げにするらしい。
ちょっとは、光った。
マナーには、靴もあるらしい。
・最上級フォーマルはオペラパンプス
・ビジネスでは、ストレートチップかプレーントウ
・セミブローグ
・ウィングチップ
・フルブローグ
・Uチップ などになってくると、仕事用というよりも、カジュアルになってくる。
時々、冠婚葬祭でも、
・ローファーズ
・スワール・トゥ
なんかを見かけてしまうが、これは、マナー違反。
って、ここまでは、紐靴である。
日本人に流行っているのは、すりっぽんである。
つまり、紐のない靴である。
すりっぽんは、スリップ・オンである。
いちいち、靴紐を結ばなくても良いから流行っているのだが……。
通になると、ベルトの色と靴の色と鞄の色も合わせるらしいが……。
さすがに、そこまでの贅沢はなかなか難しい。
TPOは、ほかにもある。
今日も、台風も来ているというのに、軽装で富士山に登って、4人の大学生が寒さで動けなくなって救助された。
最近は、「疲れた」といって、簡単に携帯電話で救助を呼んでしまうらしい。
もっと酷いことに、救助隊が民間だとわかると、お金がかかるので断ったとかなんていう話もきく。
私だって、登山をあきらめたくらいの天候なのだから、独立峰の富士山をなめてはいけない。
さて、学生にだってTPOを教えなくならない。
ビジネスなどの世界では、長年培ってきた伝統と、その由来もはっきりしているから、説明がしやすい。
さあ、歯科衛生士さんとしてふさわしい格好はどんなものなのだろうか?
ある学校は、入学から茶髪・喫煙禁止である。
別の学校は、臨床実習中は茶髪にしません、タバコも吸いませんという念書を書くそうである。
でも、黒髪と非喫煙者が医療従事者としてふさわしい格好なのかという、エビデンスが必要になりそうだ。
留学生が来たら、黒髪とは限らない。
世界の常識からは、金髪も赤毛も当たり前だ。
ある学生など、すっぴんで実習に行ったら、呼び出しを喰った。
「あんた、眉毛くらい描かないと、施設のおばあちゃんがこわがるでしょう!」(大笑)
爪を切る。
これは、理解できる。
長い爪で、爪の間が黒いなんてのは、ちょっと考えればわかる。
外科手術では、手洗いをするから、爪の間にはばい菌も溜まりやすい。
ある教授のパーティーで、お土産には爪切りが配られて、重宝している。
では、マニキュアは?
では、なぜ、髪を染めてはいけないのか?
なかなか、エビデンスが難しい。
学生は、こう反論する。
「施設のおばあちゃんは、緑や紫じゃない!」
まあ、新潟には、こんな女性歯科医師も存在する。
結構有名らしい。
上越市の木村歯科クリニックだ。
http://www.kimura-dental-c.com/profile/index.html
うちの、卒業生もお世話になっている。
実際、2週間後には戴灯式(昔は戴帽式だったのだが、ナースキャップがなくなったのでこういう名前にした)を控えている。
さてさて……。