感情の分類は、まだまだあります。
 だんだん、分類が複雑になっていきます。
山田隆文の歯医者さん日記

 感情には、6っつの分類があると言った人がいます。

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 ラーセンとディーナーは8つに分類をしました。

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 プラチックは、感情は円環であると言いました。

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 ラッセルは、感情の円環モデルをさらに細かくしました。

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 マレービアンは、今度は、3つの相対する軸をつくり、感情を三次元的に配置をしました。

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 円錐モデルも出てきました。

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 Plutchikは、こんな複雑な立体感情モデルを作りました。

 だんだんと、私の考え方に近くなってきます。
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 私は、こんな風に考えます。
 様々な感情があります。
 それは、まるで、水晶のそれぞれの面のようです。
 それぞれの感情は、別の面と密接に絡み合っています。
 でも、どの感情面をとっても、私たちの一面を表しているのにすぎません。
 どれかの感情が悪いわけではありません。
 どれかの感情が良いわけでもありません。
 すべての感情が、私たちという一個の人格を作り出しています。
 私たち、という本体は、変化をしません。
 でも、感情の強さは違うかもしれません。
 強いところは、出っ張って、弱いところは、へこんでいるかもしれません。
 だから、水晶のようなでこぼこした形になりました。

 でも、私は考えます。
 カウンセリングの一つには、<統合>というテクニックがあります。
 エゴグラムのように、いくつにも別れてしまった私たちのそれぞれの断片は、いずれ、一つに統合されてきます。

 始めの頃に、「あなたの心を描いてください」と書いたと思います。
 多くの人が描くのは、ハート型。
 でも、私は、ハートって、まん丸なんだと思います。
 
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 赤ちゃんの時には、きっと、こうだったのに違いなんです。
 でも、いろいろな事を感じるうちに、出っ張ったり、へこんだり。
 そして、ハート型ができあがりました。
 時には、とげがあったり、鎧をまとっていたり。
 大事なことは、みなさん、そのことに気づくことなんです。
 とげを削り、足りない部分を補って、私たちのアイデンティティは成長していきます。

 また、みなさんで、まん丸ハートを目指していきませんか?