世界同時株安が進んでいる。
円高も進んでいる。
アメリカ合衆国の国債発行高が、史上最高レベルに達した。
つまり、赤字である。
国債に対する信用度を測る格付け下がる。
日本だって、国の借金は1000兆円になろうとしている。
国家予算の10年分以上だ。
我々個人だって、年収の10倍の借金は背負いきれない!
もっとも、古典を紐解いてみても、どんな国家も財政難に泣いている。
と、いろいろな方策に出る。
・増税
年貢を増やすのだ
・戦争
となりの豊かな国を攻める
・最後の手段の、借金ちゃら!
実際、日本だって第二次世界大戦後には、国債は紙くずになった。
・緊縮財政
これを訴えたのは、有名な二宮金次郎。
これで、小田原藩の財政を建て直した。
日本政府も、国家公務員の数を減らしたり、予算を引き締めたり……。
と、大震災など、あらたな出費が出てくる。
もともと、経済の基本は、物々交換。
同じ価値のものを交換した。
でも、魚は腐るし、大きなものを運ぶには骨が折れる。
だから、なんにでも交換できる貨幣が生まれた。
腐らないし、軽いから、持ち運びが楽だ。
始めは貝や石だったが、やがて、変化しないし、貴重価値のある金や銀が用いられるようになった。
しかし、金を持ち歩くのも大変である。
比重は、水の19.32もある。
そこで、紙幣が生まれる。
基本は、兌換紙幣である。
兌換とは、その紙幣を持っていけば、国の責任で同じ価値の金と換えてくれる。
国家としての、その約束を守るという裏付けがある。
しかし、国家は、発行した紙幣に見合う金を用意しておかなくてはならない。
それも難しくなった。
だから、今は、不換紙幣になった。
つまり、お札を持って行っても、金には換えてくれない。
国家が、1万円札には1万円の価値があるますよと、保証をしてるだけである。
だから、国家は、勝手に貨幣価値を変えることもできる。
最近では、ブラジルや北朝鮮でも起こった。
そんなことになるのは、本当に、国家が破綻する時だ。
だから、アメリカの紙幣には、神頼みが書いてある。
1ドル札の裏には、「IN GOT WE TRUST」とあるのだ(笑い事ではすまないかも……)。
さて、国が違うと、通貨も違う。
だから、為替レートができた。
始めは固定していたのだが、変動相場制となる。
昔は、1ドルと言えば360円だった。
今は、76円台!
おかげで、アップルのマックが安く買えるのだが、輸出は大変である。
為替レートには両局面がある。
実際は、ドルやユーロなどが頼りなくなったので、除外法で円が買われているのだという解説も報道をしている。
実際、不景気の円がそんなに強いはずもない。
株もそうだ。
本来は、出資である。
会社を作るために、お金を出すのだ。
昔、「会社は株主のものだ」といって逮捕されてしまった人もいたが、事実はその通りである。
でも、最近は、投資である。
安い株を買って、高く売る。
その差額をもうけるのだ。
証券会社に至っては、もっとうまいことをやる。
自分で株の売買をするのは、素人には難しい。
だから、それを肩代わりして、手数料を得る。
あれ?
経済の基本は、物々交換である。
ところが、価格の変動する株や為替や土地などがやりとりされる。
何も生み出さない。
だから、バブルと言われる。
いくら、取引高が多くても、米が作られるわけでもないし、牛を育てるわけでもない。
最近は、コンピューターの中で行われるから、さらに実感も伴わない。
ある意味、多くの人々が、仮想現実での経済活動の限界を感じたのだろう。
ここは、ネオの活躍するマトリックスではなく、汗もかいてうんちやおしっこもする現実世界だ。
人の価値観も、新しい方向にパラダイムシフトしていくのだろうが、どんな未来が待っているか。
楽しみなところである。
円高も進んでいる。
アメリカ合衆国の国債発行高が、史上最高レベルに達した。
つまり、赤字である。
国債に対する信用度を測る格付け下がる。
日本だって、国の借金は1000兆円になろうとしている。
国家予算の10年分以上だ。
我々個人だって、年収の10倍の借金は背負いきれない!
もっとも、古典を紐解いてみても、どんな国家も財政難に泣いている。
と、いろいろな方策に出る。
・増税
年貢を増やすのだ
・戦争
となりの豊かな国を攻める
・最後の手段の、借金ちゃら!
実際、日本だって第二次世界大戦後には、国債は紙くずになった。
・緊縮財政
これを訴えたのは、有名な二宮金次郎。
これで、小田原藩の財政を建て直した。
日本政府も、国家公務員の数を減らしたり、予算を引き締めたり……。
と、大震災など、あらたな出費が出てくる。
もともと、経済の基本は、物々交換。
同じ価値のものを交換した。
でも、魚は腐るし、大きなものを運ぶには骨が折れる。
だから、なんにでも交換できる貨幣が生まれた。
腐らないし、軽いから、持ち運びが楽だ。
始めは貝や石だったが、やがて、変化しないし、貴重価値のある金や銀が用いられるようになった。
しかし、金を持ち歩くのも大変である。
比重は、水の19.32もある。
そこで、紙幣が生まれる。
基本は、兌換紙幣である。
兌換とは、その紙幣を持っていけば、国の責任で同じ価値の金と換えてくれる。
国家としての、その約束を守るという裏付けがある。
しかし、国家は、発行した紙幣に見合う金を用意しておかなくてはならない。
それも難しくなった。
だから、今は、不換紙幣になった。
つまり、お札を持って行っても、金には換えてくれない。
国家が、1万円札には1万円の価値があるますよと、保証をしてるだけである。
だから、国家は、勝手に貨幣価値を変えることもできる。
最近では、ブラジルや北朝鮮でも起こった。
そんなことになるのは、本当に、国家が破綻する時だ。
だから、アメリカの紙幣には、神頼みが書いてある。
1ドル札の裏には、「IN GOT WE TRUST」とあるのだ(笑い事ではすまないかも……)。
さて、国が違うと、通貨も違う。
だから、為替レートができた。
始めは固定していたのだが、変動相場制となる。
昔は、1ドルと言えば360円だった。
今は、76円台!
おかげで、アップルのマックが安く買えるのだが、輸出は大変である。
為替レートには両局面がある。
実際は、ドルやユーロなどが頼りなくなったので、除外法で円が買われているのだという解説も報道をしている。
実際、不景気の円がそんなに強いはずもない。
株もそうだ。
本来は、出資である。
会社を作るために、お金を出すのだ。
昔、「会社は株主のものだ」といって逮捕されてしまった人もいたが、事実はその通りである。
でも、最近は、投資である。
安い株を買って、高く売る。
その差額をもうけるのだ。
証券会社に至っては、もっとうまいことをやる。
自分で株の売買をするのは、素人には難しい。
だから、それを肩代わりして、手数料を得る。
あれ?
経済の基本は、物々交換である。
ところが、価格の変動する株や為替や土地などがやりとりされる。
何も生み出さない。
だから、バブルと言われる。
いくら、取引高が多くても、米が作られるわけでもないし、牛を育てるわけでもない。
最近は、コンピューターの中で行われるから、さらに実感も伴わない。
ある意味、多くの人々が、仮想現実での経済活動の限界を感じたのだろう。
ここは、ネオの活躍するマトリックスではなく、汗もかいてうんちやおしっこもする現実世界だ。
人の価値観も、新しい方向にパラダイムシフトしていくのだろうが、どんな未来が待っているか。
楽しみなところである。