人生は、多くの選択の結果である。
と、前に書きました。
その結果として、今の自分自身があるのです。
ゲームだって、そのアイテムを取るのか取らないのか、ダンジョンのどの道を選ぶのかで、結果が違ってきます。
人生は、もっと複雑で、長く、いつも、選択の連続です。
結婚や就職など、大きな選択もあります。
お昼ご飯を選ぶ程度の簡単な選択もあります。
これは、ただの偶然なんでしょうか?
それとも、何か、意味があるのでしょうか?
そして、その選択は、果たして、本当のあなたのここからの欲求から行った選択なのでしょうか?
両親の影響は受けていませんか?
会社の上司の影響は受けていませんか?
恋人の影響も受けていませんか?
コミュニティの影響も受けていませんね?
もし、あなたが自分の意志によって判断をしているのであれば、何の後悔もありません。
失敗は、成功の母です。
仮に、別の道を選択していたとしたら?
もちろん、それも、また、一つの人生を作り出していたんです。
ニコラス・ケイジ主演の「天使のくれた時間」はそんな映画でした。
気がつくと、13年前。
選ばなかった別の人生の中に生きています。
そして、再び、選択の時。
元の生活に戻るか、今の生活を続けるか。
結末は、ご自分で鑑賞してみましょう。
でも、全部の選択を試すには、この人生ではちょっと短すぎるかもしれませんね。
「そんなこと言ったって、自分の思い通りになるわけなんてないじゃないか!」
と言う声が聞こえてきそうです。
「僕の人生は、真っ暗闇さ!出口の見えない洞窟なんだ!」
ちょっと待って!
この前提条件がすでに間違っています。
「思い通りになるわけがない」と言う選択を、してしまったのですね。
「真っ暗闇の洞窟にいる」という選択をしてしまったのですね。
シス卿に誘惑されて、ダークサイドに落ちていったアナキン・スカイウォーカーのようですね。
これは、シス卿のせいですか?
アナキンには、執着があったんですね。
恐れもあったんですね。
怒りもあったんですね。
これらは、ダークサイドへ通じる道です。
暗いというのは、地獄の世界ではないんです。
光がないことを闇というのですね。
その光を遮っているのは、誰でもない、私たち自身の選択なんです。
だからこそ、心にも交通整理が必要なんですね。
アナキン君のネガティブな感情のように、恐れや怒りや嫉妬と言う感情は、非常に大きなエネルギーを持っています。
ネガティブとは言いますが、別に、それがあるからと言って、ダース・ベーダーのようにダークサイドに落ちてしまうわけではありません。
ネガティブな感情は、使い方によっては、素晴らしいエネルギーを発揮することができるのです。
でも、交通整理をしないと、使い方を誤ってしまいます。
そして、その方向に進むかは、やはり、あなた自身が選ぶのですね。
でも、巣鴨のとげぬき地蔵は、若い人にはちょっと早いかもしれません(笑)。