http://www.super8-movie.jp/
 http://ja.wikipedia.org/wiki/SUPER8/スーパーエイト

 『SUPER8/スーパーエイト』観てきました。
 
 うーーん(困)。

 超大作、なんだろうか……。

 M・ナイト・シャマラン監督の「サイン」「ヴィレッジ」を観た時以来の失望感……。

 話は、とあるアメリカの田舎町。
 時代は、なぜか、1979年。
 母親に先立たれた14歳の少年、ジョー・ラム。
 ちょっと、まだマザコン。
 副保安官の父親ともうまくいかない。
 父親とうまくいかないアリス・デイナード。
 そして、町の同級生達。
 「スーパー8」という8ミリムービーを撮りたいみんな。
 ところが、撮影中に列車事故が!
 宇宙人と空軍と、そしてジョー・ラムのお父さんがかけずり回る。

 「ET」と「未知との遭遇」と「激突」と「ジョーズ」と「宇宙戦争」と「グーニーズ」などなどをごっちゃにして、切り貼りしたような感じて、残念ながら、新しさは感じない。
 親子の関係と、男の子の母親からの独立のためのドラマに、あえて、宇宙人を組み合わせた感じ。
 それぞれのキャストの描き方も適当って感じ。
 本当に、この映画の設定の1979年ならヒットしたかもしれないけど……。

 で、あの、宇宙人はないでしょう。
 オリジナリティは感じません。
 「スカイラインー征服-」と「宇宙戦争」と、ほんとうに、どっかで見た。

 非常にお金を使ったB級SF作品でした。

 だって、映画館を出る時、観客の反応は「なんじゃこりゃ?」でしたよ!

 さて、同じスピルバーグ総指揮の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
 こっちのほうが、コンセプトがはっきりしているかも。