http://books.rakuten.co.jp/rb/プリンセス・トヨトミ-万城目学-9784167788025/item/11124490/
観てきました。
なかなか、テンポも良く、よくできています。
万城目学氏の初の長編作品です。
「鹿男あをによし」を書いたのも、この方。
原作は、一気に読んでしました。
なかなか、最近の作品には珍しく、引き込むものがあります。
映画では、少々(というかかなり)、設定の違いもあります。
松平元に、堤真一。
原作では男の鳥居忠は、鳥居忠子になり、綾瀬はるか。
原作では、女のはずの旭ゲーンズブールは、男の設定になって、岡田将生に。
おおさか大統領は、真田幸一(中井貴一)。
ということで、ちょっと、原作とは違った結末に。
原作では、旭ゲーンズブールがどんでんがえしのキーを握るんだけど、そのエピソードはなし。
スケールももっと大きかったんだけど、ちょっと、こぢんまりと終了。
まあ、それは、それで仕方がないかも。
日本映画としては、良くできた方かな。
もっとも、長い時間をかけて、何かを貫くと言うことは大事なことです。
今の、政治家さん達ににも是非観て貰いたいくらい。
先日の国会での茶番劇は、見ていてもあきれます。
野党の内閣不信任案。
それは、確かに、今の政権を見ていて頼りないのは確かですが。
それに同調する与党の面々。
で、当日の、大どんでん返し。
そして、与党の反乱首謀者は国会をお休み。
って、かっこ悪くないですか?
テレビの報道は、被災地の声を伝えていました。
「この有様で、選挙ができると思うのか?」
ただ、現政権を否定するだけでは、野党時代の民主党と同じ。
是非、こんなスタンスでお願いします。
・否定はOK!
・反対意見も大賛成!
・でも、ちゃんと、代案を出してくださいな!
昔、哲学の授業で習いましたよね。
「正・反・合」
哲学の基本です。
・ある考えがある
・反対意見がある
・その中で、新しい考え方が生まれる
足を引っ張っているだけでは、前に進みませんね。
みんな、おおさか国でなくて、日本国をいうスタンスで、物事を考えなくてはいけませんね。
できれば、地球人ってことで。
